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松島名物『かき(牡蠣)』を使ったご当地バーガー『松島かきバーガー』!【松島さかな市場】(宮城県松島町)

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訪問日:2024年3月21日(木)

目次

松島名物「かき(牡蠣)」

広島県に次いで全国第2位の生産量を誇る、宮城県の「かき(牡蠣)」。

宮城県におけるかき養殖の始まりは1600年代。

松島湾野々島で内海庄左衛門が島周辺に大量のかきが付着しているのを発見し、これを採取するとともに天然稚貝を拾い集め、適当な海面へ散布して育成したのが始まりといわれています。

1800年代にかきは減少の一途をたどったため、貞山運河入り口の海面に大量に発生する天然稚貝を拾い集め、適地へ移植・保護することを開始。

また伐採し海中に落ちた木に数年かけてかきが付着していたことから、松の木を海中に立てて稚貝を付着させ、翌年適した場所へ移動し、数年後に採取するようになったそうです。

1800年代後半には古くからかき養殖が発展していた広島県から教師を招き、養殖技術の導入を図ったものの定着せず。

その後塩釜市に宮城県水産試験場が設立されてかき養殖試験が本格化し、従来方式や広島方式から応用した「す立て棒刺棚」を作り出し、松島湾でのかき養殖が発展していったそうです。

1900年代前半には神奈川県でかきの垂下式養殖法が開発され日本各地へ普及、1924年には種がき採苗にかき殻を使った垂下式採苗法が考案され、これを契機に世界各地へ種がきを輸出するように。

1930年には水深が深い場所での筏式養殖法、1952年頃には延縄式垂下養殖法が次々と開発され、現在行われている宮城県のかき養殖の基礎が出来上がったとのこと。

上述の通り、宮城県では特に松島湾でのかき養殖が発展してきましたが、松島町では水揚げ高・売上高ともにかきが全体の7割以上を占めるほど代表的な水産業になっており、町内には4カ所のかき剥き場があるそうです。

松島では焼がきを堪能できる「かき小屋」も名物になっており、通年楽しめるお店もありますが、特に旬の時期である11月から3月頃までの冬のかきは絶品とのこと。

また松島のかきは他産地に比べてやや小粒であり、その分身が引き締まって濃厚な味が特徴だそうです。

松島さかな市場

今回訪れたのは、宮城県宮城郡松島町にある土産物店兼お食事処『松島さかな市場』。

オープンは平成9年8月1日。

運営は明治15年(1882年)に魚問屋として創業し、現在はまぐろの遠洋漁業を手がけている「株式会社臼福本店」が行っているとのこと。

自社で漁獲したまぐろの他、1500種類もの三陸の海産物などを販売しており、食事はまぐろを中心とした丼物・寿司に、ラーメン、バーガーなど豊富なラインアップ。

駐車場に併設された別館の「焼がきハウス」では通年で焼がき食べ放題が楽しめます。

日本三景の一つに数えられるという松島、今回はかきと観光目当てで松島を訪れたので、観光船を楽しんだ後にこちらのお店に行ってきました。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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