訪問日:2021年1月24日(日)
津山ホルモンうどんとは
岡山県津山市のご当地グルメとして知られる『津山ホルモンうどん』。
2011年のB-1グランプリではシルバーグランプリ(第2位)を獲得したそうです。
その特徴や歴史については、Wikipediaや町おこしのために結成された振興団体「津山ホルモンうどん研究会」のホームページなどに詳しく書いてありました。
具材にホルモンを多く使った焼うどんで、味付けは醤油ダレだったり味噌ダレだったり各店独自の自家製ダレを使い、様々なスタイルで提供されるそうです。
元々津山地域は古くから畜産業が盛んで、市内に食肉加工場があったことから、新鮮な内臓肉の入手が容易だったそうです。
熟成させる精肉とは異なり傷みの速い内臓肉は食用として流通せず、「放るもん(捨てる物)」として捨てられていたそうなので、主に地元で消費されるようになったのか、市内の多くのお店で「ホルモン料理」が提供されているそうです。
市内の鉄板焼き店はもちろんのこと、居酒屋、食堂など、様々なジャンルのお店合計50軒以上でホルモンうどんが食べられるそうです。
橋野食堂

今回訪れたのは、「津山ホルモンうどん」提供店の代表格として知られる『橋野食堂』。
明治17年(1884年)創業という老舗食堂で、数多くのメディアに取り上げられる有名店。
店内には有名人のサインや写真が沢山飾られています。
今回初めて「津山ホルモンうどん」を食べるので、まずはこちらのお店に行くと決めていました。
ちなみに公式ホームページに営業カレンダーが掲載されているので、臨時休業を避けるため事前に予習をしてから行ってきました。
アクセス
場所は東津山駅が最寄りで徒歩10分くらいの距離。

駐車場は店舗の斜め向かいと、西方向に進んだ建物の1階にもあります。
混雑状況
この日は日曜日、お店には開店時間20分前の9時40分に到着。
開店時の客は3組で特に混雑はありませんでした。
メニュー・商品ラインアップ

今回は同行者と2人で来たので、ホルモンうどんとホルモンそばを食べ比べることにしました。
辛さが確か普通、ピリ辛、激辛の3種類から選べたので、うどんは普通、そばはピリ辛でお願いしました。
感想

【ホルモンうどん 一玉】830円(税込)
ゴロゴロと乗った大粒のホルモンは脂の乗ったプルプルのものや、あっさりしてコリコリのもの、色んな部位が乗っていて楽しめます。
秘伝のタレで味付けたという焼うどん。
醤油系の味と思いきや、味噌の味わいが強めに効いていて個性的。
辛さ普通でもピリ辛くらいで、意外とあっさりいただける味の濃さ、美味しかったです。

【ホルモンそば】930円(税込)
こちらもタレや具材の内訳は同じ感じに見えましたが、麺の食感やタレの絡み具合は異なり、個人的にはうどんの方が好み。
辛さはピリ辛でしたが、正直ピリ辛というよりかなり辛かったです。笑
こってりとしたホルモンは食べ応えがあり、麺量もボリュームがあったので、食後はかなり満足しました。
また別のお店でも食べ比べをしてみたいところ。
ちなみにWikipediaで津山ホルモンうどんについて調べると、兵庫県佐用町でもご当地グルメとして売り出しているという情報が出てきました。
まだ行ったことがないエリアでもあるので、今度は佐用ホルモンうどんも食べに行きたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
http://hashinoshokudo.web.fc2.com/
食べログ
橋野食堂
0868-26-0502
岡山県津山市川崎549-9
コメント