訪問日:2025年10月11日(土)
上州太田焼そばとは
群馬県太田市を代表する名物『上州太田焼そば』。
静岡県富士宮市の「富士宮やきそば」、秋田県横手市の「横手やきそば」と並び、「日本三大焼きそば」の一つといわれています。
『上州太田焼そば』は他のご当地焼きそばと異なり、明確な特徴や決まりがある訳ではないようで、お店によって麺も具もソースも様々。
「十麺十食」であることが『上州太田焼そば』の特徴とのこと。
中島飛行場から現在のSUBARUに至るまで、工業の町として栄えてきた太田市には高度経済成長期に沢山の人が出稼ぎに集まったそうです。
その中には古くから焼きそばが根付いていた秋田県横手市の人もいたそうで、そこから焼きそばが広がっていったのではと考えられているとのこと。
安くてボリュームがあり、汁が無いためのびることもなく、ファストフード感覚で手軽に食べられることから、焼きそばは工場で働く人達に好んで食べられたそうです。
昭和20年〜30年代には「子育て呑竜さま」で知られる大光院参道に、屋台をはじめ数多くの焼そば屋があったそうです。
横手市や富士宮市とは「三国同麺」を結成して焼きそばの街としてPRし、2002年には太田市観光協会が中心となって「上州太田焼そばのれん会」を結成。
「上州太田焼そばのれん会」の公式サイトには加盟店の店舗一覧が掲載されています。
アッサム

今回訪れたのは、群馬県太田市飯田町にあるお店『アッサム』。
公式サイトなどは見当たらず、創業年などお店の詳細は調べてみてもよくわかりませんでした。
お店の周辺は歓楽街として栄えており、Googleマップによると営業時間が23時~5時と、深夜から明け方にかけて開店している独特の営業形態。
群馬で深夜に営業しているお店を調べた際に見つけたお店で、今回初訪問です。
アクセス
場所は太田駅から徒歩11分くらいの距離。
お店の駐車場は見当たらず、周辺のコインパーキングを利用しました。
混雑状況
この日は土曜日、お店には23時半頃に訪問。
この時店内は1組のみで空いていましたが、持ち帰りの注文が多く入っているようで、ワンオペの店主さんはとても忙しそうな様子。
電話も何回もかかってきて、内容は持ち帰りの注文のようでしたが、今からだと最短でも1時間はかかると説明されていました。
私は店内で焼きそばを食べていくことにしましたが、かなり時間がかかりそうと覚悟したものの、10分くらいとそんなに待ち時間はかからずに済みました。
メニュー・商品ラインアップ

メニュー写真は焼きそばしかありませんが、こちらのお店ではサンドイッチも人気で、持ち帰りの注文はむしろサンドイッチがメインだった印象。
今回は「焼きそばオムレット(大)」を注文!
感想

【焼きそばオムレット(大)】600円(税込)
焼きそばは作り置きだったので、熱々ではなくほんのり温かい温度、玉子は焼き立てでふんわりトロッとしたやや半熟の仕上がり。
ソースとマヨネーズは最初にかかっていますが、青のりや紅生姜はセルフでトッピングしました。
麺はやや太めで適度なモチッと食感、焼きそばソースは甘辛のコクのある感じで、まろやかな玉子と濃厚なマヨネーズがたっぷり絡み相性抜群。
具材はメモするのを忘れましたが、キャベツや豚肉などオーソドックスな感じ。
このボリュームと美味しさで600円ならかなりお手頃価格の印象、大満足の夜食になりました。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
アツサム紅茶専門店
0276-46-4916
群馬県太田市飯田町693

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