訪問日:2025年10月13日(月)
大宮ナポリタンとは
埼玉県さいたま市、大宮の新名物・ご当地グルメとして親しまれている「大宮ナポリタン」。
鉄道の街として栄えた大宮では、駅周辺に洋食店や喫茶店があり、昔から鉄道員や工場マンたちから「スパゲッティナポリタン」が愛されてきたとのこと。
そんなナポリタンを懐かしむ声をヒントに、氷川神社の鳥居の色・大宮アルディージャのチームカラー・大宮区の色「オレンジ」にもちなんで、大宮の新名物・ご当地グルメとして定着したのが「大宮ナポリタン」。
「大宮ナポリタン」を名乗るルールは「旧大宮市に店舗があること」と「埼玉県産野菜を1種類以上使っていること」で、それぞれの店舗が個性溢れるオリジナルの「大宮ナポリタン」を作り上げています。
「大宮ナポリタン」の公式サイトには「大宮ナポリタンマップ」を掲載しており、2025年10月に確認した時点で提供店舗は42店ありました。
伯爵邸

今回訪れたのは、大宮駅の東口からすぐ近くにある「大宮ナポリタン」発祥の店『伯爵邸』。
創業は昭和50年(1975年)。
24時間営業で年中無休という独特な営業形態の喫茶店で、今回訪れた『大宮店』の他、2023年6月30日にオープンした「西川口店(こちらは22時半まで)」もあるとのこと。
「ナポリタン」自体は横浜発祥説が有名ですが、こちらのお店では埼玉には美味しい野菜や肉がたくさんあることから、大宮を盛り上げようと地元産食材を使った「ナポリタン」を考案したそうです。


アクセス
場所は大宮駅から徒歩4分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
この日は祝日の月曜日、お店には21時10分頃に訪問。
この時店内はほぼ満席で大混雑でしたが、まだ少しだけ空席があり、待ち時間はかからずに入れました。
メニュー・商品ラインアップ




メニューはこんな感じで公式サイトに掲載されているので、写真はほとんど撮っていません。
ただ公式サイトのメニューは実際に店舗にあるメニューよりも少し安かったので、価格改定前のものかもしれません。
時間によってはモーニングやランチメニューもあります。
24時間営業ですが、23時~朝7時までの時間帯は深夜料金として1人500円+合計金額の10%がかかるので注意。
名物である「大宮ナポリタン」の他にも、世界中からシェフを集めて日本でも楽しめるようアレンジした独自の世界料理や、創業者の出身地という沖縄料理が充実しているのも面白いポイント。
今回は目当ての『伯爵邸大宮ナポリタン』を注文!
感想


【伯爵邸大宮ナポリタン】980円(税込)
写真の見た目ではわかりにくいですが、具材には豚肉、イカ、ピーマン、マッシュルーム、玉ねぎ、水菜、ニラなどが入っていて、少し独特なラインアップ。
これは美味しいものを色々混ぜるという、沖縄のチャンプルースタイルがベースにあるそうです。
またパスタの長さが短くてフォークで巻きにくいのも少し独特なのと、まるで大盛りのようなボリューム。
まろやかでコクがある程良い濃さのケチャップ味、イカの旨みも際立ち、麺は少しもっちりと柔らかな食感。
麺だけでなく具材もたっぷりで大満足、豚肉とイカが両方楽しめるのが嬉しいですし、意外とニラも相性抜群で美味しかったです!
24時間営業という便利さと豊富なメニューラインアップが魅力的で、またナポリタン以外のメニュー目当てに再訪したいお店。
特にパフェなどのスイーツが気になったので、こちらは次回の楽しみにしたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
伯爵邸
048-644-3998
埼玉県さいたま市大宮区宮町1-46

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