訪問日:2025年12月31日(水)
伊勢名物 黒蜜だんご
三重県伊勢市のご当地スイーツとして知られている「黒蜜だんご」。
見た目は「みたらしだんご」のような印象を受けますが、みたらしだんごの甘辛い醤油ダレとは異なり、黒糖や糖蜜などを使って作る黒蜜のタレを絡めた串だんご。
その歴史については定かではないそうですが、伊勢市では昔から食べられてきたというソウルフードだそうです。
黒蜜といえばきな粉と組み合わせて食べるのが定番で、黒蜜単体のタレを絡めた団子というのは全国的に珍しい印象。
富山県富山市の「あやめだんご」など、同じタイプのだんごが名物になっている地域は他にもありますが、正直そこまでメジャーな名物というわけではなく、伊勢市でも今では提供店が数軒のみに減っているとのこと。
だんご屋

今回訪れたのは、伊勢神宮内宮の門前町、通称「おはらい町」にあるお店『だんご屋』。
その名の通り、みたらしだんごや黒蜜だんごなどを販売しているだんご専門店ですが、創業年やお店のオープン日など詳細情報については調べてみてもよくわからず。
『だんご屋』の過去の求人情報を見ると、「おかげ横丁」を運営している「株式会社伊勢福」として掲載されていたので、「株式会社伊勢福」が運営する「おかげ横丁」の内の1店舗ということかもしれません。
ちなみに伊勢神宮内宮の門前町である「おはらい町」と「おかげ横丁」の違いは分かりにくいですが、こちらの公式サイトに詳しく書いてあります。


「おはらい町」は伊勢神宮内宮前の宇治橋から続く約800mの鳥居前町を指す、江戸時代から続く伝統的な呼び名で、明治初期までは「御師(おんし)」と呼ばれる下級神官の館が立ち並んでいたとのこと。
「御師」は各地を巡って伊勢参拝を勧誘し、参拝者にはその案内や宿を提供してもてなし、御祓いや神楽も行っていたため、「御祓い」をする館が立ち並んでいたことが「おはらい町」と呼ばれるようになった由来だそうです。
しかし「おはらい町」は明治以降に御師制度が廃止されたことや、自動車での参拝客が増えたことなどから徐々に活気を失っていったとのこと。
そこでこの状況を危惧した「株式会社赤福」が、「おはらい町」の中ほどを入口に1993年(平成5年)7月16日に開業したのが「おかげ横丁」。
伊勢の暮らしや文化を体感できる場所として横丁を整備すると同時に、おはらい町の電線の地中化や石畳への舗装などにも取り組み、昔ながらの風情を残す土産物屋や飲食店が軒を連ねる伊勢路の伝統的な街並みが再現されています。
「おはらい町」のうち「おかげ横丁」を構成している店舗については、公式サイトに地図が掲載されており、今回訪れた『だんご屋』も「おかげ横丁」のお店の一つ。
「株式会社伊勢福」は1992年(平成4年)9月28日設立で、「おかげ横丁」は1993年(平成5年)7月16日に開業したので、『だんご屋』の開業は「おかげ横丁」の開業以後かもしれません。
アクセス
場所は駅からは遠く、バス亭「神宮会館前」より徒歩4分の距離。
お店の駐車場は無いので、伊勢神宮内宮周辺の有料駐車場を利用する必要があります。
GW・お盆・年末年始など、内宮周辺は交通規制が行われることがあるため注意です。
混雑状況
この日は大晦日の水曜日、お店には10時40分頃に訪問。
この時おはらい町周辺は大混雑で、まともに歩くのも困難なレベルでしたが、こちらのお店は常に数人の列は絶えないもののとても回転が早く、ほとんど待ち時間はかからず購入出来ました。
メニュー・商品ラインアップ


今回は「黒糖みつ団子」と「みたらし団子」を1本ずつ購入。
感想

【黒糖みつ団子】250円(税込)
【みたらし団子】200円(税込)
「黒糖みつ団子」は常温で、「みたらし団子」はほんのり温かい温度。
だんごの生地には国産のうるち米から作った上新粉を使用しており、もっちりと程良い伸びがある柔らかな食感。
「黒糖みつ団子」には沖縄波照間産の黒糖が使用されており、芳醇でコクがある黒糖ならではの甘みがたまらない美味しさ。
「みたらし団子」は醤油の香ばしさと塩味が際立つ、甘さ控えめの味わい。
どちらもとても美味しかったですが、個人的には「黒糖みつ団子」の方が好みという結果でした!
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
だんご屋
0596-23-8732
三重県伊勢市宇治中之切町12

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