訪問日:2026年1月14日(水)
肉吸い
大阪を代表するご当地グルメの一つとして知られている「肉吸い」。
「肉吸い」は肉うどんからうどんを抜いたもので、うどんつゆに薄切りの牛肉が入った「肉の吸い物」のような料理。
牛肉以外にはネギ、玉子、豆腐などの具材が定番です。


発祥の店は大阪のなんばグランド花月の近くにあるうどん店『千とせ』。
元々肉うどんの美味しい店として知られており、地元の人達をはじめ吉本興業所属の芸人さん達に愛される店だったとのこと。
「肉吸い」はある日、吉本新喜劇の俳優である花紀京さんが出番の空き時間に店を訪れ、二日酔いで軽く食事をしたかったために「肉うどん、うどん抜きで」と注文し、 先代の店主がそれに応えたことが始まり。
それが口コミで広まったことから、お店の一番人気メニューとして知られるようになり、現在ではうどん・そば店や食堂、居酒屋など様々なお店で提供される大阪名物になったそうです。
千とせ 本店

今回は元祖である『千とせ 本店』へ。
公式サイトには「難波千日前に店を構えて五十年」と書いてありましたが、正確な創業年については記載が無いので、1970年代くらい?
ネットで検索すると1949年創業と書いてある記事が一番多いですが、1951年、1955年、1972年など情報がバラバラなので驚きました。
現在では三代目が店主を務める『千とせ 本店』の他、平成24年4月になんばグランド花月内にオープンし、四代目が店主を務める支店「千とせ べっかん」があるとのこと。
今回訪れた『千とせ 本店』は、2022年と2024年に食べログのうどん百名店にも選出されています。
アクセス
場所は南海なんば駅が最寄りで徒歩3分くらいの距離。
駐車場は無いので近隣コインパーキングになります。
混雑状況
この日は平日の水曜日、お店には開店30分前の午前10時頃に到着。
この時既に3人が並んでおり、この後開店時間である10時半までに10人ちょいまで増えました。
店内は4人掛けテーブル3卓、2人掛けテーブル2卓と席数は少なめです。
メニュー・商品ラインアップ



注文は券売機での食券購入。
こちらのお店では「肉吸いと小玉(玉子かけごはん小)の組み合わせ」が大人気らしいので、『肉吸い豆腐入り』と『玉子かけごはん小』を注文!
感想

【肉吸い豆腐入り】850円(税込)
【玉子かけごはん小】200円(税込)
意外にもレンゲは提供されないので、つゆは丼から直接飲む形になります。
私はそういうものかな?と思って特にお店の方に確認しなかったのですが、過去の口コミなどでは「言ったらもらえた」や「頼んだら無いと言われた」など、この辺りの情報もバラバラです。


お出汁はかつおとうるめのブレンドがベースで、たっぷりの牛肉と刻みネギ、豆腐、そして半熟玉子が入っています。
お出汁は濃いめに利いており、牛肉の脂と風味も溶け込んだコクのある味わい。
牛肉は甘めの味付けで、程よく脂身が相まったこってりとした肉質、豆腐にもつゆの味が馴染んでおり、とても美味しいです。
半熟玉子はとろりとまろやかで相性抜群。

玉子かけごはんは卓上に専用の醤油が用意されており、コクのある出汁醤油のような感じで美味しかったです。
肉吸いは見た目よりも満足感がありますが、やはりご飯があった方がちょうど良くお腹が満たされました。

同行者は「肉うどん」を注文したので少しシェアしていただきました。
肉吸いは「肉うどんのうどん抜き」というのに納得できる、似た味わいのつゆ。
うどんの麺はコシ控えめで柔らかめの食感でした。
さらにお手頃価格の「豚吸い」というメニューもあるので、次回はこちらを注文したいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://www.chitose-nikusui.com/chitose/index.html
食べログ
千とせ 本店
06-6633-6861
大阪府大阪市中央区難波千日前8-1

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