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大阪名物『きつねうどん』の元祖!予約制・裏メニューの郷土料理『小田巻き蒸し』も食べられます!【うさみ亭 マツバヤ】(大阪府大阪市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2026年1月14日(水)

目次

うさみ亭 マツバヤ

大阪市中央区の南船場にある、明治26年(1893年)創業の老舗うどん店『うさみ亭 マツバヤ』。

公式サイトなどは見当たらないため、お店の詳しい歴史について正確な情報は調べてみてもよくわからず。

お店を取材した記事をいくつか確認したところ、初代は寿司屋「たこ竹」で修業をしていたそうですが、「たこ竹」はうどん屋も営業しており、そのうどん屋が廃業したことをきっかけに独立し「松葉家」をオープンしたとのこと。

寿司屋ではなくうどん屋にしたのは、寿司屋と商圏が重ならないようにしたことも理由だとか。

「松葉家」は文楽の三味線弾きからもらった屋号だそうですが、2004年頃に店主の名前である宇佐美を入れつつ「松葉家」を引き継いだ現在の屋号『うさみ亭 マツバヤ』に変わったそうです。

「大阪うどん」の代表格として知られており、2024年には食べログのうどん百名店に選出されている人気店。

そして全国で親しまれているうどんの定番の一つ「きつねうどん」の元祖としても有名。

またこちらのお店では前日までの事前予約制で、現在では珍しい大阪の郷土料理「小田巻き蒸し」を提供しているのも魅力的。

今回は4日前に電話予約をし、「きつねうどん」と「小田巻き蒸し」を目当てに行ってきました。

きつねうどん

うどんの定番の一つとして全国的に知られている、かけうどんに甘辛く煮た油揚げをトッピングした「きつねうどん」。

カップ麺などでも当たり前に販売されているので、わざわざどこが元祖なのか考える機会もないということが正直なところですが、発祥地は大阪といわれており、元祖のお店として有名なのが「松葉家(現:うさみ亭 マツバヤ)」。

初代は元々寿司屋で修業をした経歴を持つため、いなり寿司用の甘辛く炊いた油揚げを、うどんの付け合わせとして別皿に盛って提供していたとのこと。

お客さんはそれをうどんに入れて食べることが多かったため、最初からうどんに乗せて提供するようになったことが「きつねうどん」の始まりといわれています。

基本的にはこれが「きつねうどん」発祥の定説として知られていますが、麺に油揚げをのせる料理は、文献上では文化3年(1806年)に刊行されたといわれている式亭三馬が江戸・深川の遊里を描いた洒落本「船頭深話」に登場する「油揚げ(味付けされていたかは不明)をのせたそば」が初出といわれています。

「きつねうどん」が全国に広まったのは、構造がシンプルなため再現性が高いこと、各地でつゆに使用される出汁や味の好みの違いがあっても成立すること、稲荷信仰との結びつきで「きつね=油揚げ」のイメージが全国で通じることなどが理由として考えられます。

小田巻き蒸し

「小田巻き蒸し(おだまきむし)」は大阪発祥の郷土料理で、海老やかまぼこなど豪華な具材を盛り付けた、うどん入りの大きな茶碗蒸し。

紡いだ麻糸を丸く巻いたものを「苧環(おだまき)」といい、うどんが紡ぎ糸のように見えることが名前の由来で、「小田巻き」の文字は当て字だそうです。

「小田巻き蒸し」はかつて高級品だった卵をふんだんに使い、具材の彩りも華やかなため、冠婚葬祭や正月のお祝いなどハレの日のご馳走料理として親しまれていたとのこと。

戦前は地域のうどん店のお品書きにものっており、店先では「小田巻き蒸し」が入った大きなセイロが湯気を立てていたそうですが、戦後には少なくなり、昭和30年頃からあまり見かけなくなったといわれています。

現在でも「うさみ亭マツバヤ」(事前予約制)、「道頓堀 今井」(季節限定)、ラーメンにアレンジした「丹頂」など、文化を継承し、提供しているお店は少ないながらも残っています。

アクセス

場所は心斎橋駅が最寄りで徒歩6分くらいの距離。

駐車場は無いので近隣コインパーキングになります。

混雑状況

この日は平日の水曜日、お店には予約時間の14時に訪問。

この時店内は客入り3割くらいの印象で、待ち時間無く入れました。

メニュー・商品ラインアップ

「小田巻き蒸し」はメニューには記載されていない裏メニュー。

今回は同行者と2人での訪問、「小田巻き蒸し」は電話予約時に注文済みだったので、「きつねうどん」のみ注文しました。

「小田巻き蒸し」は待ち時間が15分くらいかかるそうなので、「きつねうどん」も同じタイミングで持ってきてくれるとのこと。

感想

【きつねうどん】650円(税込)

出汁には鰹節(本枯れ節)、宗田節、さば節などをブレンドし、昆布は利尻昆布を使用、薄口醤油と酒、みりん、砂糖、塩で味を調えているとのこと。

油揚げは京都・錦市場で仕入れ、二番だしで2~3日かけて炊き上げるそうです。

じんわり沁み渡る出汁の旨みに、ほんのり甘さが利いた優しい味付け。

麺は出汁との一体感がある、プリプリとモチモチが合わさった柔らかめの食感。

油揚げは大判でボリュームがあり、適度なモチッと感があって甘辛ジューシー。

大阪のうどんといえばやっぱりこれ!という感じですね。

【小田巻き蒸し】1200円(税込)

具材には銀杏、かまぼこ、海老、穴子、サワラ、鶏肉、椎茸、三つ葉、ゆり根などが入っておりとても豪華。

見た目は巨大な茶碗蒸しですが、中にはしっかりうどんが入っています。

茶碗蒸しはうどんつゆを使って作られているそうで、瑞々しくてとろけるなめらかな食感、和風出汁の旨みたっぷりで驚きの美味しさ。

麺は一緒に蒸し上げてあるからか、きつねうどんよりもさらに柔らかで、油断すると箸で持ち上げる時に切れてしまうようなもっちり食感。

具材はどれも美味しいですが、特にシャクッとホクホクした独特の食感が面白い「ゆり根」が入っているのが嬉しかったです。

具材や茶碗蒸しの量が多くてボリューム満点、うどんも1人前入っているので、かなり食べ応えのある一杯でした。

念願だった元祖きつねうどんに、小田巻き蒸し、大阪の伝統的なうどんを同時に楽しめた最高の一日でした。

こちらのお店では「おじやうどん」も名物なので、次回はそちらも食べてみたいと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

食べログ

うさみ亭マツバヤ

06-6251-3339

大阪府大阪市中央区南船場3-8-1

https://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27000931

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