訪問日:2021年5月7日(金)
郡山ブラック
喜多方ラーメン、白河ラーメンといった全国的な知名度があるものから、会津ラーメン、冷やしラーメン、山塩ラーメン、白べこラーメン、会津野澤宿味噌ラーメンなど、様々なご当地ラーメンが盛り沢山のラーメン王国福島県。
今回訪れた郡山市にも『郡山ブラック』と呼ばれるご当地ラーメンがあるとのこと。
その名の通り、黒い色の醤油スープが大きな特徴ですが、見た目とは裏腹に意外とまろやかであっさりした味わい。
明治元年に郡山駅前で創業した「ますや食堂」が元祖といわれていて、こちらのお店の味がベースとなり、市内のラーメン店へ広まったといわれています。
長年郡山市で親しまれてきたラーメンだそうですが、独特な特徴がテレビや雑誌などで取り上げられたことがきっかけで知名度が上がったそうです。
ラーメンWalkerによると、2009年に地元誌で『郡山ブラック』と名付けられたと書いてありました。
郡山市観光協会では提供店として「ますや本店 台新店」、「しょうや」、「麺屋信成」、「墨家」の4店が紹介されており、他にも多くのラーメン店で味わえるそうです。
ますや本店

今回私が訪れたお店は『ますや本店』。
店主を取材した記事によると、郡山ブラック元祖の「ますや食堂」は曾祖母が開いたお店、「ますや分店」はおじのお店と書いてありました。
『ますや本店』の店主は、約20年前に「ますや分店」が閉店したことをきっかけに、ますやの伝統を守るためラーメン修業を始めたとのこと。
『ますや本店』は平成15年に閉店した「ますや食堂」が、『ますや本店』として再出発したお店で、昔ながらの製法を用いて「ますや食堂」の味を受け継いでいるそうです。
『ますや本店』には現在「台新店」と「駅前店」があるようなので、今回は行きやすかった『駅前店』を訪問。
アクセス
場所は郡山駅の西口から徒歩3分の距離。
駐車場はすぐ近くにコインパーキングがありました。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には19時過ぎに訪問。
この時先客は2人で空いていました。
メニュー・商品ラインアップ

メニューを見ると、台新店ではラーメンは「元」・「伝」・「新」の3種類があり、麺は4種類、チャーシューは3種類、スープの濃さや麺の茹で加減まで好みで選ぶことができるようでしたが、駅前店ではメニューにそういった記載はありません。
ラーメンメニューも「伝」と「新」はありましたが、「元」は見当たらず。
ただ「元」は節系出汁の「懐かしい醤油味」だそうで、駅前店にも似たタイプのラーメンとして「煮干し中華そば」というラーメンはありました。
今回食べたかった郡山ブラックは「伝」というラーメンで、昭和20年頃から作り始めた伝統の醤油ラーメンとのこと。
迷わず「伝」を注文しました。
感想

【伝】750円(税込)
確かにブラックと呼ばれるのも納得の、黒っぽい色味の醤油スープ
駅前店も同じ製法なのかはわからないのですが、ラーメンWalkerに掲載されていた台新店の「伝」を参考にすると、ますやのスープはタレをスープで割るという通常の製法とは異なり、タレもスープも一緒に煮込んで火にかけることから、煮詰まって色が黒くなるそうです。
スープには鶏ガラや節類などの魚介、醤油には数年前の醤油品評会で日本一に輝いた会津のキンタカサゴ特級醤油を使用。
油はやや多めでペタッとした口当たり、程よいコクがありまろやかで、見た目より優しい味わいです。

麺は中細くらいの縮れ麺でシコっとした食感
トッピングはチャーシュー、ネギ、ナルト、メンマ、ほうれん草など。
チャーシューは結構大判で、若干パサっと臭いは強め、メンマはコリッとシャキシャキで酸味のある味わい。
郡山ブラックについてはこちらのお店で食べたのが初めてなので、他の提供店も色々回り、食べ比べを楽しみたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
ますや 駅前店
福島県郡山市駅前2-1

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