訪問日:2026年2月27日(金)
鳴ちゅるうどん
徳島県鳴門市のご当地うどん「鳴ちゅるうどん」。
「鳴ちゅるうどん」は小さな子供でも「ちゅるちゅる」と食べられる不揃いで短く柔らかい麺、煮干しなどを使ったあっさりとした味わいの出汁、具材はネギと刻んだ油揚げなどシンプルなのが特徴。
鳴門市は藩政時代から昭和後期まで広大な塩田地帯で、当時塩田で重労働をこなしていた労働者たちに、柔らかく食べやすい食事として提供されたのが始まりといわれています。
長年地元で愛されてきたうどんですが、「鳴ちゅるうどん」という名前は昔からの正式名称ではなく、2000年代に入ってから徳島県の写真家・中野晃治氏が「鳴ちゅる」と命名し、「鳴門のちゅるちゅるうどん探訪記・鳴ちゅる」を出版したことで、「鳴ちゅるうどん」として定着したとのこと。
2012年10月3日には鳴門商工会議所が中心となり「鳴門うどん研究会」が発足。
県内外のイベントなどへの出店をはじめ、定期的に例会や総会などを行いながら、鳴ちゅるうどんのPR活動に取り組んでいるとのこと。
「鳴ちゅるうどん」の提供店一覧も「鳴門うどん研究会」の公式サイトに掲載されており、2026年3月に確認した時点で15店舗ありました。
舩本うどん

今回訪れたお店は、徳島県鳴門市に本店を構える「鳴ちゅるうどん」を代表する人気店『舩本うどん(ふなもとうどん)』。
公式サイトによると創業40年、まっぷるの情報によると1972年に創業。
「魔法のレストラン」や「ten!」など様々なメディアに紹介された実績を持つとのこと。
店舗は『舩本うどん 高島本店』の他、2026年3月に公式サイトを確認した時点で「舩本うどん 大麻店」、「和食ふなもと 地蔵橋店」、「ふなもと アミコ店」が掲載されていました。
ただ、他にも検索すると「舩本」という名前のうどん屋がいくつか出てきますし、公式サイトの方でフランチャイズの加盟店を募集しているので、全ての店舗が直営の系列店ではなさそうです。
今回は『舩本うどん 高島本店』に行ってきました。
アクセス
場所は鳴門駅から徒歩1時間弱と駅からは遠めの立地。
駐車場は店舗前にありました。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には10時50分頃に訪問。
この時店内は客入り3割くらいの印象で、待ち時間無く入れました。
メニュー・商品ラインアップ


メニューは色々ありますが、お店の2大名物メニューというのが「鳴門うどん」と「鳴門ぶっかけうどん」。
今回は「鳴ちゅるうどん」の定番スタイルである『鳴門うどん』を注文!
感想

【鳴門うどん】430円(税込)
ネギと刻んだ油揚げをのせたシンプルなトッピングに、麺はまばらですが、やや平打ち形状で全体的には細めの印象。
もっちりとした柔らかさと適度なコシを兼ねた食感で、ややザラリとした舌触りと、不揃いな形状がもたらす踊るような独特の啜り心地がたまらない美味しさ。
つゆはほんのり甘みが利いた味付けで、カツオや昆布のような出汁をバランスよく感じるコクのある味わい。
つゆも麺も絶品で、最近食べたかけうどん系の中ではトップクラスの美味しさです。

同行者は『鳴門ぶっかけうどん』を注文したので、こちらも少しシェアしていただきました。
こちらは大きなちくわ天や鳴門名産のわかめなどをトッピングした冷たいぶっかけうどん。
麺はよく冷えて締まっており、同じく麺は細めの不揃いな形状ですが、モチッとした弾力がある強いコシが楽しめる食感。
混ぜると大根おろしがガッツリ利いていてピリッと爽やか、つゆも芳醇な出汁の旨みがたっぷりで、麺との馴染みも抜群です。
ちくわ天はサックリと熱々で食べ応えがあり、わかめはシコシコと風味豊か、すだちを絞るとさらに爽やかな後味に。
どちらのうどんも感動の美味しさで、また必ず再訪したいお気に入りのお店になりました。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
舩本うどん
088-687-2099
徳島県鳴門市鳴門町高島字中島25-2

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