訪問日:2026年2月22日(日)
徳島ラーメン
その名の通り、徳島県のご当地ラーメンである「徳島ラーメン」。
「徳島ラーメン」は大きく分けて「茶系(黒系)」、「黄系(黄金系)」、「白系」の3つの系統があるといわれており、それぞれの特徴は以下の通り。

【茶系(黒系)】
●豚骨ベースに濃口醤油で味付けした茶色い濃厚スープ
●甘辛く煮た豚バラ肉と生卵のトッピングが定番
●「すき焼き風ラーメン」とも呼ばれる、徳島ラーメンの代表的なスタイル

【黄系(黄金系)】
●豚骨と鶏ガラを使い、薄口醤油で味付けた黄金色のあっさりスープ
●トッピングは豚バラ肉よりチャーシューが多い
●全国的によく見られる、中華料理店スタイルの中華そば

【白系】
●豚骨ベースに薄口醤油や白醤油などで味付けした、まろやかでコクのある白濁したスープ
●トッピングはチャーシューが多いが、茶系の影響で豚バラ肉と生卵のトッピングも増えている
●屋台から発祥した徳島ラーメンのルーツといわれている
いずれの系統にも共通する特徴としては、スープに豚骨を使用すること、麺は短めのストレート中細麺で柔らかめに仕上げること、トッピングにはネギ、メンマ、モヤシなどが多いことなど。
「徳島ラーメン」の歴史は戦後の1949年頃に小松島で屋台から始まったといわれており、現在の「白系」が「徳島ラーメン」のルーツといわれています。
豚骨を使ったラーメンが広まったのは、日本ハムの前身である徳島ハムの工場があったことから、安価な豚骨が大量に供給されていたことが理由だそうです。
現在の徳島ラーメンの代表的なスタイルである「茶系」が生まれたのは昭和30年代の末頃といわれています。
「徳島ラーメン」がご当地ラーメンとして全国的に知られるようになったのは、「いのたに」というお店が新横浜ラーメン博物館に出店(1999年9月4日〜2000年5月28日)したことがきっかけとのこと。
「いのたに」は「茶系」の徳島ラーメンの代表格であり、「すき焼き風ラーメン」とも呼ばれる「茶系」は全国的に見ても珍しいタイプのラーメンであったことから、「徳島ラーメン」といえば主に「茶系」のイメージが浸透しています。
2025年2月5日には県内の会社経営者らが「徳島県ラーメン業協同組合」を設立。
「徳島ラーメン」を徳島県の新たな観光コンテンツの一つとしてブランド化し、徳島ラーメンの統一基準の策定や、ラーメンフェスの開催、全国イベントへの出展、食べ歩きマップ・公式ガイドブックの制作、地域団体商標の登録などに向けて様々な活動を行っているとのこと。
2026年3月に公式サイトを確認した時点で、加盟店は18店舗が掲載されており、各店が茶・黄・白のどれに分類されるかについてもわかりやすく書いてあります。
岡本中華

今回訪れたお店は、徳島県小松島市の県道17号線沿いにある、「白系徳島ラーメン」の代表格『岡本中華』。
1951年に「華月 岡本」という屋号で、今はない「小松島港」にて屋台から始まったお店。
その後1960年に日の峰通りに店舗を構え、2004年2月に道路拡張のため現店舗に移転、現在3代目になるとのこと。
カップ麺や箱入りのお土産商品なども販売されている、徳島を代表する名店の一つとして知られている存在です。
前回2016年に一度行ったことがあり、今回久しぶりの再訪です。
アクセス
場所はJR中田駅から徒歩14分くらいの距離。
駐車場は店舗前にありました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には16時50分頃に到着。
この時店内は客入り4〜5割くらいの印象で、待ち時間無く入店。
メニュー・商品ラインアップ


注文は券売機での食券購入。
メニューは基本の中華そばに、トッピングと麺量を変えたラインアップ。
今回は『中華そば 生玉子入 小』を注文。
感想

【中華そば 生玉子入 小】880円(税込)
スープはほんのり豚骨と醤油の風味が相まったコクのある味わいで、クセや油っこさのないサラッとした口当たり。
麺はモチッとプリプリが合わさったような、適度なコシがある食感の中太ストレート麺。
チャーシューは厳選した国産ポークのバラ肉ともも肉を使用しているそうで、脂がのっているものと、パサッとかための食感のものが混ざった、甘さ強めの味付け。
追加の卵はまったりとまろやかになり、麺とスープと絡めるととても美味しかったです。
久しぶりに食べても変わらない美味しさ、白系徳島ラーメンの中でも、こちらのお店は特にお気に入りです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
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食べログ
岡本中華 小松島本店
0885-32-0653
徳島県小松島市中田町字奥林60-1

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