訪問日:2026年2月21日(土)
土佐はちきん地鶏
高知県の地鶏の一つ「土佐はちきん地鶏」。
「土佐はちきん地鶏」は平成14年度から高知県畜産試験場が開発に着手し、高知県原産の「土佐九斤(とさくきん)」の雄を「大軍鶏(おおしゃも)」の雌に掛け合わせた個体(雄)と、「白色プリマスロック」の雌を交配して平成17年度に完成した三元交配種。
「土佐はちきん地鶏」という名前は、高知県原産の日本鶏が交配のベースであることを強調するため、地名の「土佐」に「はちきん」という土佐の女性を表現する言葉と「地鶏」を組み合わせて命名したとのこと。
一般的なブロイラーに比べて脂肪が少なく、ほどよい歯応えがある食感で、冷凍してもドリップが少ないためアミノ酸などのうまみ成分が失われにくいことが特徴。
平成18年度には実証飼育を継続しながら商標登録を行い、生産から流通までを組織的に進める普及推進組織として「土佐はちきん地鶏振興協議会」を設立。
平成20年度から「土佐はちきん地鶏」の本格的な生産を開始した大川村は、現在「土佐はちきん地鶏」の総生産のおよそ8割を占めており、生産から肉の加工処理まで一貫して行う主要産地になっているとのこと。
2026年3月に確認した時点で、「土佐はちきん地鶏」を取り扱っている小売店や飲食店の一覧は、「合同会社土佐あぐりーど」の「土佐はちきん地鶏プレゼントキャンペーン協賛店一覧」に書いてありました。
高知県には他にも「土佐ジロー」という地鶏があり、「土佐ジロー」についてはこちらの記事に詳しくまとめました。

ちなみに「地鶏」は日本農林規格(JAS)によると、明治時代までに日本に導入され定着した38種類の鶏「在来種」の血液百分率が50%以上で、出生の証明ができ、「75日以上の飼育期間」、「28日齢以降平飼い」、「28日齢以降1㎡当たり10羽以下の飼育密度」という飼育条件をクリアしたもの。
地鶏と混同されるものに「銘柄鶏」がありますが、こちらは飼料や環境などに工夫を加えて飼育されることで、一般的なブロイラーよりも味や風味などを改良した鶏。
「銘柄鶏」はJASによる定義はなく、ブロイラーと同じ種類の「若どり系」と赤鶏の両親を持つ「赤系」に分類されます。
日本で流通する鶏は「ブロイラー(若どり)」、「銘柄鶏」、「地鶏」の3つに大きく分けられ、その割合は一般社団法人日本食鳥協会の公式サイトによると、ブロイラー(若どり)54%、銘柄鶏(若どり系)43%、銘柄鶏(赤系)2%、地鶏1%。
地鶏は肉質の高さだけでなく、その希少性からも高級食材として重宝されることがよくわかります。
うちんくの食卓


今回訪れたお店は、高知県南国市、「高知龍馬空港」の2階にあるレストラン『うちんくの食卓』。
オープンは2016年8月。
高知空港ターミナルビルの運営会社として、高知県、南国市、地元経済界、航空会社等の出資により昭和56年4月に設立した「高知空港ビル株式会社」の直営店。
太平洋で獲れた新鮮な魚の干物や、空港周辺の農家さんが育てた朝どれ野菜、高知ブランドとしてお勧めするお米・お肉など、上質な高知の旬の食材を使った地産地消のレストランです。

「土佐はちきん地鶏」を使ったメニューもあるので、今回行ってみることにしました。
アクセス
場所は立田駅から徒歩40分ちょいの距離。
駐車場は空港の有料駐車場になりますが、30分無料で利用可能で、利用店舗によって割引きサービスもあるようです。
混雑状況
この日は土曜日、お店には10時20分くらいに訪問。
この時店内は先客2組で空いていました。
メニュー・商品ラインアップ







メニューは豊富なラインアップですが、空港の公式サイトによるとおすすめメニューは「ちりめん丼」、「トマトナポリタン」、「鰹の漬け丼」、「土佐ジロー卵のオムライス」、「干物定食」。
今回は『土佐はちきん地鶏の唐揚げ定食』を注文!
感想


【土佐はちきん地鶏の唐揚げ定食】1200円(税込)
唐揚げは小ぶりサイズですが7個くらいあった印象、あとはサラダと味噌汁、ご飯、小鉢という内訳です。
香ばしい揚げたてで、衣はカリッとサクサクの小気味良い食感。
ジューシーではなく、脂は控えめであっさりとした口当たり、むっちりとした適度な弾力がある柔らかな肉質。
味付けは優しめですが肉の旨みを堪能でき、ニンニクの風味がしっかり利いているのもご飯が進み、とても美味しかったです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
うちんくの食卓
088-863-2907
高知県南国市久枝乙58 高知竜馬空港ターミナルビル 2F

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