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醤油屋ならではの個性的なスイーツ!予約不要・無料でもろみ蔵の見学も楽しめます!【ヤマロク醤油 やまろく茶屋】(香川県小豆島町)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2026年3月20日(金)

目次

醤油の名産地 小豆島

400年以上の歴史を持つ、醤油の名産地として知られている香川県の小豆島。

小豆島は野田(千葉)、銚子(千葉)、龍野(兵庫)とともに、醤油の「四大産地」や、大野(石川)を加えた「五大産地」の一つに数えられるといわれています。

小豆島の醤油造りの起源は記録には残っていないそうですが、通説では文禄年間(1592年~1596年)といわれているとのこと。

大阪城のための石材を切り出すため小豆島へ訪れた採石部隊が、紀州・湯浅で造られた醤油の前身である「醤(ひしお)」を持参したことから、湯浅まで製法を学びに行ったことが醤油造りの始まりだそうです。

小豆島では中世以前から製塩業が盛んで、「最も潔白にして美味なり」、「島塩」と高く評価され、元禄時代は赤穂に次いで生産量は全国第2位。

しかし江戸時代後期になると、瀬戸内海各地で塩が生産過剰となり、生産時に使う燃料木にも限りがあったことから、塩を主原料とした醤油業へ転換。

製塩業が盛んだったことに加え、小豆島は海上交通の要所であったことから、原料となる大豆や小麦の入手が容易であり、大阪など醤油の大消費地への出荷が可能だったこと、温暖少雨な気候が酵母菌の培養に適していたことなどが、小豆島で醤油造りが発展した理由だそうです。

明治時代には大阪、京都、神戸を中心に、広島、高知、愛媛、九州にまで販路が広がり、最盛期には約400軒もの醤油醸造所があったといわれています。 

小豆島の醤油造りは今も昔ながらの製法を受け継いでおり、50年や100年も使ってきた杉桶を使い、ゆっくりと時間をかけて発酵・熟成させることが特徴。

木桶には100種類から200種類もの酵母菌や乳酸菌といった微生物が棲み着き、醤油に独特な味わいやうま味を引き出します。

ステンレスなどの屋外タンクで製造する醤油は4ヶ月~8ヶ月でできあがるのに対して、小豆島桶仕込醤油は濃口醤油で1年、再仕込醤油では2年以上かけて造られます。

小豆島では今でも明治時代に建てられた一部の醤油工場やもろみ蔵が現役で活躍し、醤油造りに欠かせない無数の菌で真っ黒になった切妻屋根の連棟や、黒い板壁が続くノスタルジックな町並みが広がっており、約90軒の登録有形文化財や近代化産業遺産に認定された建造物が集積しているとのこと。

こうした醤油や佃煮工場が軒を連ねるエリアは「醤の郷」と呼ばれており、観光名所としても人気です。

大体馬木地区から苗羽地区にかけてのエリアという情報が多かったですが、小豆島町商工会では「醤の郷 散策MAP」を作成しており、こちらでは大体草壁港から坂手港にかけてのエリアを「醤の郷」として紹介しています。

「醤の郷」では醤油蔵の見学や、もろみしぼり体験、様々な種類の醤油の試食、「ひしお丼」などのご当地グルメ、醤油スイーツといった食べ歩き、お土産などの買い物も楽しめる施設やお店があり、魅力満載です。

ヤマロク醤油 やまろく茶屋

今回訪れたのは、香川県小豆島町の安田にある老舗の醤油蔵『ヤマロク醤油』。

正確な創業年は記録が無いためわからないそうですが、歴史的な背景から見て江戸時代末〜明治初期頃といわれています。

元々は醤油を搾る前の「もろみ」を卸販売する「もろみ屋」だったそうですが、3代目が圧搾機を導入して醤油屋を始めたのは昭和24年(1949年)。

「ヤマロク」という屋号の由来は、先代の「ろくろべえ」さんが山のふもと(現住所)に住んでいたため、「山のふもとのろくろべえ」を略して「ヤマロク」 と呼ばれるようになったとのこと。

『ヤマロク醤油』の醤油は全量昔ながらの木桶仕込みで、16~32石(約3000~6000リットル)の杉を使った「木桶」を使用しているそうです。

もろみ蔵は100年以上前(明治初期)に建てられた蔵で、国の登録有形文化財(第37-0182~0184)に指定されています。

こちらでは予約不要かつ無料でもろみ蔵を見学することができ、醤油の試食や買い物も楽しめ、軒先スペースには醤油スイーツが楽しめる『やまろく茶屋』が併設されています。

今回は見学と醤油の試食を楽しんだ後、『やまろく茶屋』に行ってみることにしました。

アクセス

場所はバス停「安田上」から徒歩7分くらいの距離。

駐車場は『ヤマロク醤油』の前を少し北に進んですぐ東にあります。

混雑状況

この日は祝日の金曜日、9時20分頃に到着。

この時お客さんはちらほらいるくらいで、見学は他の2組と一緒に入り、見学後の『やまろく茶屋』は先客1組のみで空いていました。

メニュー・商品ラインアップ

メニュー写真は一部のみで、他にも卵かけご飯や醤トマトカレーなどもあり、冬季限定で焼餅などもあるとのこと。

今回は定番人気の「アイスクリーム鶴醤かけかけ」と、週末限定の「しょうゆプリン」を注文!

感想

【アイスクリーム鶴醤かけかけ】440円(税込)
【しょうゆプリン】440円(税込)

「アイスクリーム鶴醤かけかけ」は「鶴醤(つるびしお)」という醤油をかけて、「しょうゆプリン」は丹波黒豆の煮汁をかけていただきます。

「鶴醤」は『ヤマロク醤油』を代表する商品で、1~2年熟成させた生醤油をもう一度桶に戻し、仕込塩水の代わりに醤油の中へ大豆と小麦を加え、もう2~3年仕込む二度仕込みで造られた「再仕込み醤油」。

アイスクリームは単体だと、甘さもしっかり利いた濃厚なバニラアイス。

「鶴醤」は濃口で深いコクとまろやかさがあり、そのままだと塩味も強めですが、アイスと絡めると、醤油の味わいを活かしつついいマイルドな甘じょっぱさで美味しかったです。

プリンはプルッと適度な弾力がある柔らかな食感で、卵やクリーミーなプリンらしい味わいよりも、醤油の風味や塩味が前面に出た醤油屋ならではの個性的なプリンでした。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://yama-roku.net

食べログ

ヤマロク茶屋

0879-82-0666

香川県小豆郡小豆島町安田甲1607

https://tabelog.com/kagawa/A3705/A370501/37004489

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