訪問日:2020年5月8日(金)
お好み焼&お食事処 つぼみ

広島県三原市にある、昭和53年創業のお店『お好み焼&お食事処 つぼみ』。
看板には喫茶・お好み焼とも書いてあり、懐かしい喫茶店の雰囲気が漂うお店とのこと。
こちらのお店のお好み焼きで特に人気というのが、三原名産の「タコ」を使ったお好み焼き『びんご焼』。
そしてびんご焼と人気を二分するもう一つの名物が三原市のご当地グルメである『三原焼き』。
三原にタコ入りのお好み焼きとか無いかな?と、なんとなくネットで調べてみたところ、真っ先に出てきたのがこちらのお店。
三原市漁協推薦の店としても紹介されていました。
また『三原焼き』は以前別のお店で食べたことがありますが、鶏モツがお好み焼きに相性抜群でとても美味しかったので、次回また食べたいと思っていました。
どちらも取り揃えたこちらのお店には非常に惹かれたので、行ってみることにしました。
広島県三原市の名産「タコ」

三原市ではタコつぼ漁が盛んで、市内では色んなお店でタコを使った名物料理が楽しめます。
三原沖は水が綺麗で水温は一定、また広島県の中でも一番小島が多いらしく、餌になるカニやエビが岩場に沢山生息しているため、タコには絶好の住処のようです。
海流が速い三原の海域では、タコはしっかり岩に張り付こうと鍛えられ、身は締まって足は短く太くなり、味が濃く歯応えが抜群だとか。
旬の時期は6~8月。
三原市漁協では地元の「三原やっさ祭り」にちなんで、三原で漁獲されるタコを「三原やっさタコ」と名付けてブランド化を推進してるそうで、平成25年10月に特許庁に商標登録出願し、翌年2月末に認証されたとのこと。
毎年8月8日を「タコの日」と定めているそうで、タコの供養式や料理教室、音楽祭等のイベントを開催しているそうです。
三原焼きとは

広島のお好み焼きといえば、生地の中にキャベツや具材を入れた関西の「混ぜ焼きスタイル」とは異なり、生地の上にキャベツや麺、具材をのせる「重ね焼きスタイル」のものが定番。
しかし広島県内でも「三原焼き」、「尾道焼き」、「府中焼き」、「竹原焼き」、「庄原焼き」、「呉焼き」など、地域によって様々なご当地お好み焼きが存在します。
今回訪れた、広島県三原市の名物として知られているのが「三原焼き」。
【三原焼きの特徴】
●具材に「鶏もつ」(レバー、砂ずり、たまひも、キンカンなど)が入る。
●麺入りのお好み焼きを「モダン焼」と呼ぶ。
●お店によってはあらかじめキャベツや麺を焼きそばにし、それを生地の上にのせて焼く。
三原市におけるお好み焼の歴史は古く、戦後まもなく広島市内で一銭洋食からお好み焼きという名前で親しまれだした頃と同じ時期に始まったそうです。
「鶏もつ」入りのお好み焼きは昭和30年代初頭頃から存在していたといわれており、三原市では昔から養鶏が盛んであったため、新鮮な鶏もつが手に入ったこと、豚肉より割安で栄養価が高いことなどが理由と考えられています。
麺入りのお好み焼きのことを「モダン焼」と呼ぶのは関西の文化ですが、これは当時から三原市の産業基板を築いていた「帝人」や「三菱」の関連企業の仕事で、関西からの来客が多かったことが理由といわれています。
素焼きの麺ではなく先にソース焼きそばにして乗せる焼き方になった理由は定かではないようですが、提供スピードのアップや、味の均一化などが理由と考えられているとのこと。
三原市内にはソースを製造している「中間醸造」や、麺類を製造している「まじま製麺」、みはら神明鶏の生産販売をおこなう「鳥徳」などがあり、お好み焼きに必要な材料がすべて地産地消できるといった点も特色だそうです。
「三原焼き」という名前で知られるようになったのは割と最近のことで、地元では当たり前に食べられていたお好み焼きを名物とするため、平成26年には「三原焼き振興会」を設立し、PR活動が行われているとのこと。
鶏もつが入った「三原焼き」は味も食感も独特で、個人的にとても大好きなご当地グルメ。
アクセス
場所は三原駅北口のすぐ目の前で、三原城跡のお堀を望む立地。
駐車場は13台分あるそうです。
テイクアウト予約
この日は平日の金曜日、定休日ではありませんでしたが、絶対に行きたかったので事前に電話してみることに。
営業はしていたものの、新型コロナウイルスの影響もあって、11日までは持ち帰りのみの販売だそうです。
もちろんお店で食べるのが1番とは思いますが、こんなご時世なので、テイクアウト出来るのはお好み焼き店の強みですね。
30分後くらいに向かいますと告げ、先に『びんご焼』と『三原焼き』を注文しておきました。
メニュー・商品ラインアップ

びんご焼は950円、三原焼きは800円でした。
価格はいずれも税込表記です。
ちなみにたこピラフも人気だそうです。
お店に入るともう既に焼き上がっていて、袋からは良い匂いが漂い、まだかなり温かいです。
時間通りに用意していただき感謝です!
感想


持った時ずっしりとしていましたが、実際開けてみると本当にボリューム満点!

見た目はどちらも同じですが、蓋に名前が書いてあるのでわかりやすいです。
食べやすいように6等分してあるのも嬉しいサービス!
今回は2人でシェアしながら食べたので、蓋がそのまま取り皿として使えて便利でした。


断面はこんな感じで、鶏モツやタコがたっぷり!というほどには感じなかったものの、存在を楽しめる量は十分に入っています。
生地は柔らかで、キャベツはしんなりとした食感、そばにはしっかりソース味がついています。
そして中には具材がゴロゴロ、上面はたっぷりの豚肉と玉子が覆い、特にまろやかな玉子の味わいが顕著。
ソースについてはお店の旗にロゴが書いてあったので、多分オタフクソースを使用。
まろやかで甘め、しつこさのない優しい味付けです。
そばは焼き固められずほぐれやすいので、全体的にふんわりした食感。
『びんご焼き』はプリッと弾力の強いタコが素晴らしいアクセント。
『三原焼き』は臭みはなく濃厚な味わいのレバーと、コリコリと弾力のあるハツが特に美味しかったです。
やっぱりお好み焼きに鶏モツ、相性抜群です。
そしてこれだけのボリュームがあるのに、値段は1000円未満という安さ。
少食の人には1枚食べるのも厳しそうですが、ハーフサイズや麺なしなども用意されています。
美味しかったですし、大満足でした!


この後道の駅でタコ天も食べましたが、三原のタコは本当に美味しいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
つぼみ
0848-63-3635
広島県三原市館町1-2-10

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