訪問日:2019年4月29日(月)
鯨ようかん

宮崎県宮崎市佐土原町に300年以上前から伝わるといわれている伝統的な和菓子『鯨ようかん』。
米粉を練って伸ばした生地をあんで挟んだ蒸し菓子で、形は鯨に似せたものだそうです。
保存料を使用せず日持ちがしないことから「菓子の刺身」や「幻のお菓子」と言われることもあるとか。
発祥については諸説あるそうですが、一説では1676年(延宝4年)に佐土原藩第4代藩主島津忠高が、生まれたばかりの万吉丸(後の佐土原藩第6代藩主の島津惟久)を残して26歳で世を去った後、家督を巡っての争いが起きたため、我が子の身を案じた母の松寿院が「我が子が大海を泳ぐ鯨のように力強くたくましく育つように」という願いを込め、鯨に似せた羊羹を作らせたのが由来。
それ以来佐土原藩では、毎年端午の節句に縁起ものとすることが習わしになったとのこと。
長峰菓子舗
現在宮崎で鯨羊羹を作っているお店には、阪本商店、長峰菓子舗、安田屋、日向橘などがあり、特に「秘密のケンミンSHOW」でも紹介されたという「阪本商店」は有名。
今回私も「阪本商店」へ買いにいく予定だったのですが、製造数も少なく、すぐに売り切れてしまうために予約必須といわれるお店。

案の定予約無しで午後に買いに行くと売り切れていたので、今回は阪本商店からすぐ近くにあるお店、『長峰菓子舗』へ行ってみることにしました。
創業年などお店の詳しい情報については調べてみてもよくわからず。
しかし老舗感のあるお店で、店頭には「鯨ようかん」と書かれた看板があり、お店の看板商品であることがよくわかります。
アクセス
混雑状況
この日はゴールデンウィークの月曜日、お店には14時過ぎに訪問。
この時先客はなしで私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ


鯨ようかんをはじめ和菓子も置いてありますが、どちらかといえば店内には駄菓子が沢山並んでいた印象。
鯨羊羹は1個単位のバラ売りが無く、基本は10個入パックでの販売。
きれはしというのもありましたが、こちらは激安でした。
10個は1人で食べるには流石に多すぎるので、もう少し少量での販売はあるか確認したところ、5個入なら販売可能だったので、それでお願いしました。
値段は360円(税込)でした。
感想


鯨羊羹の特徴の一つが、「菓子の刺身」とも呼ばれ、日持ちが当日限りという点。
時間が経つとかたくなってしまうかなと思い、買ってからすぐにいただきました。
羊羹と名前に付いてはいるものの、寒天も使わず、一般的な羊羹とは全く異なる面白いビジュアル。
買った直後は、まだほんのりと温かかったです。
こしあんはなめらかで重厚なコクがあり甘さ控えめ、挟まれた生地はとても柔らかなモチモチ食感。
ほんのりと効いた塩気が自然な甘さを引き立てます。
シンプルで素朴なお菓子ですが、驚きの美味しさ。
しかしやっぱりお餅って感じなので、お腹にはたまります。笑
連食が続いた後だったので、流石に5個全部は一気に食べられず、一旦蓋をしっかりと締めて保存。
何時間か経った後に食べてみたところ、意外とまだ柔らかさが残っていて美味しくいただけました。
また宮崎に来たら食べたい鯨羊羹。
阪本商店の鯨羊羹も食べてみたいので、次回こそ予約をしてから買いに行きたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/kujira.youkan
食べログ
長峰菓子舗
0985-74-0579
宮崎県宮崎市佐土原町上田島3894

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