訪問日:2023年5月6日(土)
千葉県を代表する名産品の一つ「びわ」
千葉県を代表する名産品の一つ「びわ」。
千葉県の公式サイトによると、千葉県は長崎県に次ぐ全国第2位のびわ産地。
房総半島南端に近い西海岸の南房総市、館山市及び鋸南町で栽培、中でも南房総市は特に栽培が盛んで、県全体の91パーセントを占めているとのこと。
この一帯のびわは「房州びわ」(平成19年に地域団体商標に登録)と呼ばれ、九州地方で主に栽培されている「茂木(もぎ)」種と比べ、房州びわは大果系の品種が中心であることから、大粒でみずみずしいのが特徴。
千葉県におけるびわの栽培は、宝暦元年(1751年)頃に始められたといわれているそうで、江戸時代の中期には「房州びわ」が江戸の市場に出荷されたという記録があるそうです。
明治以降は一層盛んに栽培されるようになり、皇室献上は明治42年(1909年)6月20日に安房郡富浦村南無谷(現南房総市富浦町南無谷)の木村兼吉(きむらかねきち)によって始められ、以来第二次世界大戦中と新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組んでいた令和2~3年の一時期を除いて今日まで続けられているとのこと。
びわは栽培方法によって露地栽培とハウス栽培に分けられるそうで、ハウスびわは4月下旬から5月下旬、露地びわは5月下旬から6月下旬が出荷時期。
道の駅 とみうら 枇杷倶楽部
びわの主産地である富浦町(現・南房総市)が出資して作った第3セクター「枇杷倶楽部」では、収穫期間の短いびわを年間楽しめるように加工品の開発にも力を入れ、「びわ缶詰」、「びわジャム」、「びわアイス」、「びわシャンプー」など30種類以上のびわ関連商品を販売しているそうです。
この「枇杷倶楽部」は千葉県南房総市富浦町青木にあり、千葉県初の道の駅「道の駅 とみうら 枇杷倶楽部」として平成5年11月にオープン。
特産の「枇杷(びわ)」と、たくさんの出会いのある「倶楽部」となる願いを込めて命名されたとのこと。
2000年3月2日に東京国際フォーラムで開催された、初めての全国道の駅コンクールである「道の駅グランブリ2000」では、全国に551駅(2000年2月末現在)ある道の駅のうち、登録後1年以上経過した463駅の中から最優秀賞を受賞し、日本一に輝いたそうです。
以前も一度訪れたことがある道の駅ですが、ショップにはお土産にピッタリなびわ商品が盛り沢山、併設されたカフェには房州びわを原料に毎朝自社工場で手作りするという「オリジナルびわソフト」や、房州びわの自家製ピューレを隠し味に使用したフルーティな「びわカレー」など、様々なびわグルメが楽しめるのでとてもお気に入り。
まだ未体験ですが、びわ狩りやいちご狩りなども楽しめるそうです。
今回はお土産購入とスイーツを目当てに、5年半ぶりに再訪。
アクセス・混雑状況
場所は富浦駅から徒歩15分くらいの距離。
駐車場は広いですが、この日はゴールデンウィークの土曜日だったこともあり、ほぼ満車状態という大混雑。
しかしカフェの中はそこまで混んでおらず、数人の待ち列があるくらいでした。
メニュー・商品ラインナップ
様々なメニューがありますが、今回食べたかったのが「びわソフト」。
この時卵不足で数量限定販売になっているとのこと、15時前に訪れましたがまだ売り切れてなくて良かったです。
前回はノーマルのびわソフトを食べたのですが、今回はびわの果肉も混ざった『プレミアムびわソフトクリーム』を注文!
感想
【プレミアムびわソフトクリーム】520円(税込)
前回食べたノーマルバージョンは、正直ミルクソフトにほんのりとびわがプラスされたくらいで、あまりびわの味わいは感じられず。
しかしこちらはしっかりびわ果肉の甘さと香りが楽しめて、とてもフルーティな味わい。
断然プレミアム版の方が美味しいという結果になりました。
+300円で生の果実もトッピングできるようだったので、それも追加したらよかったかもですね。
今度はびわ狩りもやってみたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
道の駅とみうら 枇杷倶楽部
0470-33-4611
千葉県南房総市富浦町青木123-1 道の駅とみうら内
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