訪問日:2026年7月22日(水)
狸家分福

滋賀県甲賀市信楽町の国道307号沿いにある、信楽焼と手作りうどんの店『狸家分福(たぬきやぶんぷく)』。
こちらは信楽焼の製造販売を行っている1970年設立の「株式会社 三彩」が運営しているお店。
系列店は他に「陶珍館」や「中華そばたぬき(元:分福うどん)」などがあるとのこと。
こちらのお店の何よりの特徴が、信楽焼の代名詞として知られている「たぬき」をこれでもかとアピールした店舗。笑
私が訪問した当時は店舗の塗り替え工事(5月11日〜7月完成予定)が行われており、残念ながらその姿は覆われていて拝めず。

また創業以来不動の看板メニューという「狸うどん」は、たぬきの器に盛り付けられた具沢山のぶっかけうどんで、こちらも信楽ならではの一品。
面白そうと思い以前から行ってみたかったお店、今回初訪問です。
信楽焼とは

「信楽焼(しがらきやき)」と呼ばれる陶器で、古くから焼き物の町として知られている、滋賀県甲賀市の「信楽」。
13世紀頃に常滑の影響を受けて開窯したといわれており、古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの産地「日本六古窯(ろっこよう)」の一つに数えられています。(越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前)
「信楽」は四方を山に囲まれていますが、山越えや峠越えを経て、近辺の京都や大阪、伊賀などへ焼き物を運ぶことができたのが産地として興盛していった理由といわれています。
甕・壺・鉢などに始まり、戦国時代には茶の湯の道具、江戸時代には日用品と、消費者のニーズに合わせて多様な製品を生産してきましたが、特に「信楽焼」の代名詞として知られているのが「たぬきの置物」。
「たぬきの置物」が誕生したのは昭和前期で、昭和26年の昭和天皇の信楽行幸にて、主力製品である火鉢を積み上げてアーチをつくり、日の丸の旗を持たせた信楽たぬきを並べて奉迎したとのこと。
それを見た昭和天皇は喜ばれ「おさなとき あつめしからに なつかしも しがらきやきのたぬきをみれば」と歌に詠まれたそうです。
この時の報道をきっかけに信楽焼のたぬきが全国から注目され、たぬき文化研究家・石田豪澄氏が伝承をベースとした「信楽狸八相縁起」を考案。
信楽の陶器店が「信楽狸八相縁起」のしおりをつけて販売したところ、たぬきの置物が縁起物として好まれるようになったそうです。
アクセス
場所は信楽駅から徒歩24分くらいの距離。
駐車場は20台分あるとのこと。
混雑状況
この日は平日の水曜日、お店には12時頃に訪問。
この時満席で、店内の名簿を確認したところ10組30人待ちくらい。
待ち時間は45分くらいかかりました。
メニュー・商品ラインアップ

注文はもちろん目当ての「狸うどん」。
この日も暑かったですし、ぶっかけうどんは冷たい方が好きなので、麺は冷たい方でお願いしました。
感想

【狸うどん 冷】980円(税込)

つゆをかけて、全体をよく混ぜてからいただきます。

たぬきのほっぺには味変用のわさびが用意されているのでお好みで。
うどんは自家製の熟成麺、中細くらいで若干平打ちの形状、むっちりとした程良い伸びと弾力を兼ねたコシのある食感。
つゆは甘さが際立ち塩気控えめのまろやかな味わい、鰹、海苔、ゴマの風味が良く、具材もしっかり楽しめます。
天かすはたっぷり入っており香ばしくてサクサク、油揚げもつゆと同様に甘さが強めの味付け。
わさびはツンとした辛味で後味がさっぱりとしますが、個人的には生姜の方が好みかもしれません。
特に麺が好みで大満足。
たぬきの器も可愛くて欲しくなりました。
今回は見どころでもある店舗外観が見えなかったので、また改めて来たいお店です。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/tanukiya_bunpuku
食べログ
狸家分福
0748-82-2828
滋賀県甲賀市信楽町西459 信楽たぬき温泉

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