訪問日:2022年9月5日(月)
広島つけ麺とは
広島市内のお店を中心に提供されているご当地麺『広島冷麺』または『広島つけ麺』。
茹でた中華麺を冷やし、その上にキュウリ、茹でキャベツ、ネギなどの野菜と脂身を取った叉焼を乗せ、ゴマとラー油を入れた醤油ベースの冷たいタレにつけて食べるというのが基本スタイル。
歴史については広島冷麺の元祖のお店(新華園という説がよく出てきます)で修業し、1985年4月に十日市にオープンした、広島冷麺の専門店として2番目に古いお店という「冷めん家」の公式サイトに詳しく書いてありました。
戦後に元祖と呼ばれるお店の先代が広島市中区八丁堀で中華料理店を始めたそうですが、当時はラーメンや餃子、チャーハン、タンメンなど一般的な中華料理が中心のお店で、冷麺は3月から10月までの季節限定メニューだったとのこと。
「冷めん家」は広島冷麺を通年提供メニューとして始めたお店だそうです。
元祖のお店の系列店では、当時から今も変わらず「冷麺」と呼んでいるそうですが、冷めん家より後に出店した元祖系列以外のお店が「つけ麺」と呼ぶようになり、一般的に知られるようになっていったとのこと。
今では提供店も数多く存在し、どちらかといえば『広島つけ麺』の名前で呼ばれる方が多い印象。
広島に来たらお好み焼きと共に必ず食べたいお気に入りのご当地グルメ。
夏の暑い時期に食べたくなるのはもちろんのこと、サッパリと食べられるのでお好み焼きの後など食べ歩きの〆にもピッタリです。
冷めん家 大手町店
今回は2017年10月にオープンしたという『冷めん家』の大手町店へ行ってきました。
『冷めん家』自体初めてなので、まずは十日市店へ行ってみたのですが、こちらはテイクアウト・地方発送専門店だったので、改めて大手町店へ向かいました。笑
アクセス
場所は本通駅、袋町駅から徒歩3分くらいの距離。
駐車場は店前にコインパーキングがありました。
混雑状況
この日は平日の月曜日、お店には12時20分くらいに訪問。
この時店内は客入り8割くらいで結構混んでいました。
メニュー・商品ラインナップ
メニューは広島冷麺のみで、注文は麺量、野菜&叉焼の量、そして辛さを選ぶようになっていました。
今回は麺量1玉の『めんいち』950円(税込)を注文、辛さは『普通』でお願いしました。
感想
【めんいち 辛さ普通】950円(税込)
スープにはゴマがたっぷりと浮き、麺には茹でキャベツ、千切りのキュウリ&ネギ、叉焼、そして赤芽もトッピング。
麺は細めで、ツルツルでシコっと適度に歯応えのある食感。
スープは香ばしいゴマの風味に、ピリ辛のラー油の味わい、後味にほんのり酸味も効いたサッパリとした味付け。
野菜はシャキシャキ食感でたっぷり乗ってヘルシー、脂控えめの叉焼はややパサめですが旨味の良いアクセントになって相性抜群。
辛さは途中で増すことも可能で、普通でも唇がヒリヒリするくらい十分辛かったですが、ちょい辛くらいに調整してもらいました。
更に辛くなって、顔からは汗が溢れ出し、唇が完全にビリビリするくらい辛くなりましたが、やっぱり広島つけ麺はしっかり辛めにする方が美味しいですね。
冷たいものを食べてサッパリしたはずなのに、食後に体は汗だくという不思議な状態になりました。笑
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
冷めん家 大手町店
082-248-7600
広島県広島市中区大手町2-4-6 ソフィア大手町 1F
コメント