訪問日:2024年3月21日(木)
ずんだとは
笹かまぼこ、牛タンと並ぶ、宮城県の三大名物の一つといわれる「ずんだ餅」。
「ずんだ」は茹でた枝豆の薄皮を取り除いてすり潰したもので、これに砂糖と少量の塩を加えて混ぜ合わせて作った餡に餅を絡めたものが「ずんだ餅」。
緑色の見た目がうぐいす餡にも似ていますが、ずんだは原料に枝豆を使うのに対し、うぐいす餡は青えんどう(グリーンピース)を使うという点で異なります。
宮城県を中心に伊達政宗が領土としていた奥州一帯で食べられており、地域によってはづんだ、じんだ(ん)、ぬたなど、様々な呼び方がありますが、名前の由来については定かではなく、以下のように諸説あるようです。
○豆を打つ音「ずんだ(豆ん打)」を表したという説
○伊達政宗公が陣太刀の柄で枝豆を砕いた説
○甚太という農夫が創作したという説
現在のような甘いずんだ餅になったのは幕末の頃といわれています。
かつては枝豆が出回る7~9月だけのもので、手間がかかることから、子供達がさやから豆を取り出す作業を手伝うなど、家族総出で作るのが風物詩だったそうです。
しかし現在では自動機械の開発や冷凍技術の発達により、一般に市販されているものを通年で楽しめるようになっています。
餅に絡めた「ずんだ餅」が定番ですが、現在ではずんだシェイク、ずんだどら焼き、ずんだプリン、ずんだアイス、ずんだケーキ、ずんだあんみつ、ずんだかき氷、ずんだプリン、ずんだたい焼きなど、和洋問わず様々なずんだスイーツが楽しめます。
38kitchen(ミツバチキッチン)
今回ずんだスイーツを食べに訪れたお店が、宮城県仙台市青葉区に「勾当台店」と「S-PAL仙台店」の2店舗を展開している『38kitchen(ミツバチキッチン)』。
こちらは東北初のパンケーキ専門店として2007年にオープンしたとのこと。
現在『38kitchen』はミシュランガイド宮城に掲載されたラーメン店「だし廊」と共に、「東洋ワークグループ株式会社」のグループ傘下として2024年7月に設立された「ReWiLL株式会社」が運営しているようです。
今回訪れた「勾当台店」ではずんだをパンケーキにアレンジした『仙台ずんだのパンケーキ』を提供しているので気になり、今回初訪問です。
アクセス
場所は地下鉄「勾当台公園駅」北1出口から徒歩約1分の距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には17時過ぎに訪問。
この時店内は客入り3割くらいで待ち時間無く入店。
メニュー・商品ラインナップ
メニューは公式サイトにこんな感じで一覧が掲載されているので、写真は撮っていないのですが、公式サイトのものは値段が書いてなかったので、撮っておけば良かったです。
私の訪問時は「北四番丁店」もあったようですが、現在は閉店しているようですね。
店頭にはテイクアウトコーナーもありました。
今回は迷わず目当ての『仙台ずんだのパンケーキ』を注文!
感想
【仙台ずんだのパンケーキ】850円(税込)
ふっくらしたパンケーキにずんだ、生クリーム、いちご、ミントなどをトッピング。
パンケーキは焼き目はさっくりとしつつ中はふんわり、ナイフ不要でフォークだけで簡単に切れる柔らかさ。
ずんだは香り高い枝豆風味とコクのある味わいが楽しめ、生クリームはふんわりとても軽い口当たり、どちらも甘さは控えめなので意外にあっさりと食べられます。
そのままでも美味しかったですが、メープルシロップをちょいかけくらいで甘さを足すと、更に好みの美味しさになりました。
ずんだの美味しさを堪能できる素晴らしいパンケーキでした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
ミツバチ キッチン 勾当台店
022-302-6938
宮城県仙台市青葉区二日町2-1 キムラオフィスビル 1F
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