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山梨の特産品『うらじろまんじゅう』と『枯露柿』を購入!【道の駅 甲斐大和】(山梨県甲州市)

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訪問日:2024年12月7日(土)

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道の駅 甲斐大和

山梨県甲州市大和町の国道20号線沿いにある『道の駅 甲斐大和(かいやまと)』。

平成5年2月23日に、当時の大和村の申請に基づき建設省により山梨県内第2号の道の駅として登録。

地元産のそば・名水を使用した本格的な手打ちそば処「そばの実」、地元の素材を活かしたオリジナルメニューから定番メニューまで豊富に取り揃えた「軽食コーナー」、地元産の野菜や果物、花、苗などに、各種お土産品やワインなど充実した品揃えの「売店コーナー」などが併設されています。

今回こちらの道の駅には、その日の朝にひとつひとつ真心こめて手作りしているという、イチオシの特産品「うらじろまんじゅう」を目当てに訪問。

うらじろまんじゅうとは

「うらじろまんじゅう」は主に甲州市大和地区の郷土菓子で、日当たりの良い山地に生息するキク科ヤマボクチ属の多年草「オヤマボクチ」の葉をお餅に練りこんで作られます。

見た目はよもぎを使った草餅のようですが、よもぎとはまた異なる風味で、草の味も控えめのため食べやすいのが特徴。

「オヤマボクチ」の語源は葉の裏側に生えている産毛のような繊維である茸毛(じょうもう)が、火おこしのときに「火口(ほくち)」として使われたことが由来といわれており、その茸毛で葉の裏側が白く見えることから「うらじろ」と呼ばれているそうです。

甲州市大和地域ではかつて「オヤマボクチ」の葉から取り出した繊維を、郷土料理である「ほうとう」のつなぎとして使っていたそうで、それをまんじゅうとして加工したのが「うらじろまんじゅう」の始まりとされています。

また山梨市牧丘地域や県東部の郡内地域では、オヤマボクチの葉をもろこし粉や小麦粉と混ぜてつくる「うらじろだんご」が旧暦の3月3日のひな祭りなどで食べられていたそうです。

「オヤマボクチ」の生葉は5月中旬から下旬に収穫されますが、茹でて干すなどの加工や、保存管理の向上で通年食べることが出来るようになっているとのこと。

「うらじろまんじゅう」は山梨県が次世代への継承に取り組んでいく郷土食176品目「やまなしの食」のうち、さらに代表的な47品目として絞られた「特選やまなしの食」に選定されています。

販売しているお店を調べた際、山梨県や農林水産省の公式サイトに「道の駅 甲斐大和」が紹介されていたので、今回こちらに行ってみることにしました。

ちなみに今回目当ての「うらじろまんじゅう」の他、軽食コーナーでは「ざるうらじろ麺」も提供されているようです。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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