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本部町特産品『アセロラ』栽培のパイオニア!【アセローラフレッシュ】(沖縄県本部町)

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訪問日:2023年1月28日(土)

目次

アセローラフレッシュ

沖縄県国頭郡本部町(くにがみぐんもとぶちょう)にある、本部町特産品である「アセロラ」の栽培、加工品開発・販売を手掛けている『アセローラフレッシュ』。

「アセロラ」という名前が一般的ですが、アセロラは原産地がカリブ海周辺の西インド諸島の辺りで、生産量と消費量はブラジルがNo.1、中南米の人たちは「アセローラ」と呼ぶことから、こちらの会社では原産地の呼び名を尊重しているそうです。

アセロラは日本国内では沖縄県でのみ栽培されているそうで(※農林水産省の集計に反映されない小規模生産地は除く)、沖縄には1958年にアセロラを含む6種類の熱帯果実がハワイから入ってきたそうですが、当時アセロラだけは沖縄の気候に適応せず、基幹産業として定着しなかったそうです。

『アセローラフレッシュ』の創業者である並里康文さんが、琉球大学の学生時代、授業の中で最もビタミンCが高い植物としてアセロラが紹介されたことから、当時の基幹作物だったサトウキビに代わって自分の故郷で普及させようと、並里哲子さんと共に夫婦で1982年にアセロラの栽培を開始。

地元で一緒に栽培する農家を探すため、2人で200軒以上を回り、8戸の農家の協力を得て、1989年に『アセローラフレッシュ』を創業したそうです。

様々な研究を経て沖縄に適した栽培方法が確立され、本部町は「アセローラの町」として知名度が高まり、2008年には沖縄県知事がアセロラの拠点産地として本部町を認定したそうです。

アセロラは2cmほどの大きさでありながら、果実1粒でレモン4.8個分のビタミンCを含むそうで、他にもビタミンE、ベータカロチン、葉酸、銅、最近はポリフェノールも注目されているとのこと。

品種は大きく分けて甘味系と酸味系があり、アセローラフレッシュでは生でも食べられる甘味系を使用しているそうです。

果実は収穫してから3日ほどしか日持ちがしないことから市場には出回りにくく、5月~10月の収穫シーズン中の限られた期間のみ生果実も販売されているようです。

しかし収穫時期以外にも新鮮で良質なアセロラを加工した様々な商品が楽しめるそうで、オンラインショップも展開。

メニュー・商品ラインナップ

今回は「第6回ニッポン全国おやつランキング」で1位のグランプリを獲得し、日本一に輝いたという『アセローラフローズン』を目当てに、直営店に行ってみることにしました。

こちらは当時東京でスムージーが流行っていたことをヒントに考案されたメニューだそうです。

フローズンといえば機械から完成品が出てくるイメージですが、こちらは注文後にアセローラのフローズンの元のドリンクと氷をミキサーのような機械で混ぜて作られていました。

感想

【アセローラフローズン】600円(税込)

今までアセロラはジュースで飲んだことがあるのがほとんどで、いずれも酸味がかなり強かったイメージ。

しかしこちらは酸味はありつつも優しめ、甘さのバランスもよく香り高くてフルーティ。

サッパリ爽やかで飲みやすく、とても美味しかったです。

訪問時期は真冬の1月、通常そんな時期にフローズンは結構キツイですが、沖縄は1月でも暖かい日が多いので美味しく楽しめました!

ご馳走様でした!

公式サイト等

Instagram

https://www.instagram.com/acerola_fresh/

食べログ

アセローラフレッシュ

0980-47-2505

沖縄県国頭郡本部町並里52-2 

https://tabelog.com/okinawa/A4702/A470202/47014961/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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