訪問日:2023年2月28日(火)
大極殿六角店 栖園

京都市中京区の烏丸駅近くにある、明治18年(1885年)創業という老舗菓子店「大極殿本舗」。
「山城屋」という屋号で和菓子店を開いたことに始まるそうで、社名となった平安神宮献上菓「大極殿」や、2代目が長崎で製法を学び、明治28年(1895年)に京都でいち早く販売を開始したという「カステイラ」が有名なお店。
本店の他、本店からも近い六角通沿いにある甘味処「大極殿六角店 栖園(せいえん)」があり、今回はこの甘味処の栖園を訪問。
こちらは2002年4月にオープンしたそうで、特に寒天に季節のシロップをかけた涼菓「琥珀流し」が有名だそうです。
元々冬には提供していなかったそうですが通年で提供するようになり、シロップの種類は月替わり。
白味噌、ココア、桜、ペパーミント、冷やしあめ、葡萄、栗、柿など、個性的なものも多くてとても気になりました。
私は訪問当時、琥珀流しは六角店限定と思っていたのですが、どうやら本店も2019年6月にリニューアルオープンして甘味処を併設したそうで、六角店とは異なるシロップを使った「琥珀流し」を提供しているそうです。
ちなみに六角店の方が食べログの評価は高く、食べログのスイーツ百名店には2018~2020年と2022年に選出されていました。
アクセス
場所は烏丸駅や烏丸御池駅から徒歩6分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングになると思います。
混雑状況
この日は平日の火曜日、お店には10時過ぎに訪問。
この時先客は1人のみでした。
メニュー・商品ラインアップ



メニューは目当ての琥珀流しの他、わらび餅やぜんざいもあり、琥珀流しと両方楽しめるセットもあったので、今回はわらび餅のセットを注文。
感想

【琥珀流しとミニわらび餅】1200円(税込)
お店のInstagramで今月のシロップは「○○」ですみたいに情報発信される月もあったり、無かったりで、今回訪問した2月については情報がありませんでした。
しかし過去の更新を見てみると、2月は「ココア」がここ最近の定番になっているようで、多分今回も「ココア」?

ややとろみのあるシロップは濃厚甘めのチョコレート味で、寒天はとても柔らかくプルンととろける食感。
フワシュワのメレンゲはまろやかで、あられも甘さと食感のアクセントに。
ココアと寒天の組み合わせ、意外な美味しさに驚きでした。

わらび餅にはお好みで別容器の黒蜜をかけていただきます。
わらび餅はとろんとモッチリした伸びのある食感。
そのままでも香ばしいきな粉の風味に、コクのある優しい甘さが効いていて素朴な美味しさ。
黒蜜も濃厚ですが甘さは上品で、香りとコクが増し更に美味しくなりました。
人気も納得の美味しさと魅力、「琥珀流し」。
また違う月にも食べに来たいですし、本店も行ってみたいと思います。
次回はカステラも買いたいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/daigokuden.seien/?hl=ja
食べログ
大極殿本舗 六角店
075-221-3311
京都府京都市中京区六角通高倉東入ル南側堀之上町120
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