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太く・長く・柔らかめ!昔ながらの製法で作られる『芋けんぴ』の元祖!【元祖近藤芋けんぴ店】(高知県安芸市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2026年2月21日(土)

目次

芋けんぴ

高知を代表する銘菓の一つであり、現在では全国的にも日常的に親しまれているお菓子「芋けんぴ」。

「芋けんぴ」はさつまいもを細長く切って油で揚げて糖蜜を絡めたもので、ポリポリとした歯応えのある食感と、さつまいもの風味を十分に味わえるのが特徴。

元々高知県には砂糖を煮詰めた糖蜜に小麦粉、わずかな卵を入れて練り、うどんのようにのばして短冊状に切って焼いた「けんぴ」という郷土菓子があり、「芋けんぴ」はこの「けんぴ」に形が似ていることが名前の由来といわれています。

「けんぴ」についてはこちらの記事に詳しくまとめました。

さつまいもは江戸時代中期に薩摩から土佐に伝わったそうですが、台風などの被害にも強く、気候風土に合ったことから盛んに栽培されるようになったそうです。

高知県では「芋けんぴ」以外にも、干し芋の「ひがしやま」や、餅に混ぜた「かんば餅」など、さつまいもを使った様々な郷土料理が根付いています。

「芋けんぴ」の元祖といわれているのは、高知県安芸市にある1900年(明治33年)創業の「元祖近藤芋けんぴ店」。

公式サイトによると、「芋けんぴ」は初代である近藤満喜さんが、香我美町のミカン売りの行商人から「ミカンの皮に砂糖をまぶした菓子を作ってみては」と長崎のザボンに似た物を作るように勧められたのをヒントに、揚げたさつま芋に砂糖を付けることを思いつき、大正初期に考案したもの。

この「長崎のザボンに似た物」というのは、鹿児島、大分、長崎などで名物になっている、「文旦漬」や「ざぼん漬」と呼ばれているお菓子のことだと思われます。

当時はまだ名前も無かったので、「けんぴ」に似ていることから「芋けんぴ」と名付けたとのこと。

現在高知県には数多くの「芋けんぴ」メーカーが存在し、高知のお土産としても人気なのはもちろんのこと、シンプルな製法で袋詰めしやすいなど全国流通に向いた商品性があったことから、全国のスーパーやコンビニでもお馴染みのお菓子として親しまれています。

昔ながらの芋けんぴには白っぽい色が特徴の「コガネセンガン」という芋が使われますが、現在では豊富な種類のさつまいもが使用されており、オーソドックスなものの他、ごまや青のりをまぶしたもの、チョコを絡めたもの、塩味、季節限定のフレーバーなど、メーカーによって様々な商品が販売されています。

元祖近藤芋けんぴ店

今回購入したのは、上述の通り「芋けんぴの元祖」として知られている『元祖近藤芋けんぴ店』の芋けんぴ。

『元祖近藤芋けんぴ店』は高知県安芸市本町3丁目4-21にありますが、こちらでは販売を行っておらず、基本的には通販での販売となります。

また以下2店の販売店でも購入可能です。

【安芸駅ぢばさん市場】
高知県安芸市矢ノ丸4丁目2-30

【直販所どんぐり】
高知県安芸市土居1579-1

ちなみに梅雨の時期(5月中旬位)から夏(9月中旬位)の期間は芋けんぴの品質が下がるため休業しているとのこと。

一度ネットで購入しようと2月に公式サイトを確認したところ、なんと注文殺到で受付を停止中。

今回は元々高知県に行く予定もあったので、販売店に行ってみることにしました。

まずは土曜日の9時20分頃に「安芸駅ぢばさん市場」を訪れたものの、完売なのか売場に見当たらず。

店員さんに確認したところ、そもそも入荷自体がここ最近全く無いそうで、予約をすると入荷したタイミングで連絡をしてもらうことが可能。

売場にはその予約分を除いた余りが若干並ぶくらいだそうです。

そもそもネット販売の方でも受付停止状態なので、よく考えたら販売店でも入荷が無いのは当たり前ですよね。笑

旅行中なのでそれだと予約しても購入は難しそうと思い、ダメ元で次に訪れたのが『直販所どんぐり』。

なんとそこでは1袋だけ残っているのを発見!

500gという大容量で、1人で食べるには大変そうでしたが、悩んでいる場合ではないので即購入。

感想

【近藤のいもけんぴ 500g】850円(税込)

さつまいもには国内産の紅あずまや紅はるか、油は国内産の米油を使用。

細くて短くてカリカリ食感、表面には蜜が飴のように薄くかかっていることが現在主流の芋けんぴですが、こちらのお店のものは太く・長く・柔らかめで、表面の所々に白く固まった砂糖の結晶ができています。

これは昔ながらの芋けんぴの特徴で、こちらのお店では100年以上変わらない釜戸や技法で、一本一本店主が丹精込めて丁寧に作っているとのこと。

砂糖の白い部分はサクッとしていますが、中は若干ホクッとやホロッとしたような不思議な食感。

このタイプの芋けんぴは初めてなので、最初は馴染みのない不思議な食感に戸惑いましたが、慣れてきた頃にはもうこの芋けんぴの虜に。

全体的に砂糖がしっかりと利いて甘めですが、さつまいもの素材の味わいも堪能でき、とても美味しかったです。

一度に1袋完食は出来なかったものの、翌日にはあっという間になくなってしまいました。

また見かけたら必ず買って帰りたいですね。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.gansokondounoimokenpiten.com

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