訪問日:2024年2月9日(金)
サバサンドとは
長崎県長崎市の「新・ご当地グルメ」として、2016年10月1日に誕生した『サバサンド』。
その名の通り、「サバ」を「パン」で挟んだサンドイッチで、定義は「具に長崎県のサバを使うこと」、あとは提供店ごとにアレンジは様々。
市内飲食店と長崎の魚PR・おもてなしアクションチーム(事務局:長崎市)の共同事業で誕生した「新・ご当地グルメ」の企画において、2016年10月1日に『サバサンド』と共に「長崎そっぷ」と「ド・ロさま海鮮パスタ」、3つの「新・ご当地グルメ」がデビュー。
長崎県は年によってもランキングは異なりますが、漁獲量全体は北海道に次いで最高で2位にランクインし(※ここ数年は3位が多め)、水揚げされる魚種は250種を超え全国1位といわれる、日本有数の「魚王国」。
サバの水揚げ量も年によって1位だったり2位だったり、常に上位にランクインしているようで、確かに『サバサンド』は長崎ならではの新名物。
私が住む関西で周りの人たちに聞いてみると、長崎といえばちゃんぽん、皿うどん、カステラのイメージが強すぎるようで、日本有数の「魚王国」という事実はあまり知られていない印象。
長崎の魚は本当に美味しいので、『サバサンド』のように魚を使ったご当地グルメが増えていくのはとても嬉しいです。
HAYAMA COFFEE 長崎オランダ通り店
今回訪れたお店が、長崎県長崎市大浦町のオランダ通り沿いにある『HAYAMA COFFEE 長崎オランダ通り店』。
こちらは2000年11月に神奈川県三浦郡葉山町に1号店を開店したことに始まり、現在神奈川県横浜市西区みなとみらいへ本社を置く「葉山コーヒー株式会社」が展開する店舗の一つ。
2024年6月に公式サイトを確認した時点で、大阪、静岡、福岡、広島、長崎、滋賀、鹿児島に合計13店舗があるようでした。
店舗展開はフランチャイズが中心で、どの店舗が直営でフランチャイズなのかは公式サイトを見てもよくわかりませんでした。
『HAYAMA COFFEE 長崎オランダ通り店』は2018年1月にオープンしたそうで、地元長崎にて建築設計を営む「イワモク」がプロデュースしたカフェになっているとのこと。
『サバサンド』の提供店を調べてみると、こちらのお店が頻繁に紹介されているのを目にするので、行ってみることにしました。
アクセス
場所は大浦海岸通駅から徒歩2分の距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には朝8時20分頃に訪問。
この時1階席は先客4人くらいで待ち時間無く入店、2階席もあるようでした。
メニュー・商品ラインナップ
今回は目当ての『サバサンド』一択ですが、カステラやミルクセーキなど長崎名物があるのも魅力的。
感想
【サバサンド ドリンクセット】1080円(税込)
こちらのお店の『サバサンド』は、サバの竜田揚げにたっぷりのフレッシュ野菜、レモンマヨネーズを組み合わせた一品。
パンはモッチリ、サバの竜田揚げは香ばしいサックリした食感の衣に、身の量はそんなに多くないように見えたのですが、サバの風味と旨味がガツンと効いていて驚き。
サッパリ爽やかなレモンの味わいも相性抜群。
野菜はレタス、キャベツ、トマトなどシャキシャキと食感が良く、量もたっぷりでヘルシー。
食べる前は少し高いかも?とも思いましたが、この美味しさなら大満足です。
ドリンクは「本日のブレンド珈琲」を選択。
「葉山珈琲」では全生産量の5%以下しか収穫されない最高品質のコーヒー豆「スペシャリティ」のみを使用し、焙煎して2週間以内の豆のみを使って抽出しているとのこと。
この日の「本日のブレンド珈琲」は「パパブレンド」。
豊かな香りと幅のあるコク、わずかに感じる酸味と甘味にしっかりとした苦味のある珈琲らしさを感じるブレンドだそうです。
確かに香ばしくてコクがあり、しっかりめの苦味の中にも深みを感じる、ブラックで飲んでも美味しいコーヒーでした。
また他のお店の『サバサンド』も食べ比べしたいところ。
今回は飲んでいませんが、「ミルクセーキ」も美味しそうだったので、次回再訪時の楽しみにしたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
ハヤマ コーヒー 長崎オランダ通り店
095-895-5338
長崎県長崎市大浦町5-42
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