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豪雨被害からの再開、100年以上の歴史を誇るうなぎの名店!【上村うなぎ屋】(熊本県人吉市)

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訪問日:2023年12月1日(金)

目次

上村うなぎ屋

熊本県人吉市の紺屋町にある、明治41年(1908年)創業、100年以上の歴史を誇る老舗うなぎ店『上村(うえむら)うなぎ屋』。

2024年2月時点で食べログのうなぎランキングで熊本県内1位、うなぎ百名店には2018年、2019年、2022年に選出。

「ミシュランガイド 熊本・大分 2018特別版」にも掲載されていて、ミシュランプレートを獲得したそうです。

人吉に行ったら必ず訪れようと決めていたお店で、2020年9月に旅行のスケジュールを立てていましたが、2020年7月の九州豪雨で球磨川が氾濫し、人吉の広範囲で甚大な被害が発生したとのこと。

こちらのお店も浸水と土砂の流入で店舗が損壊し、創業以来継ぎ足しで受け継がれてきた秘伝のタレも流出、一度は廃業の覚悟もしたとか。

しかし冷蔵庫に保存していたタレの一部が残っていたことや、常連客からの励ましもあって、2021年8月10日に復活・再開したとのこと。

これは本当に嬉しいニュース、とはいえなかなか人吉に行けないまま時間が経ってしまい、今回ようやく念願の初訪問となりました。

アクセス

場所は人吉駅から徒歩10分ちょいの距離。

駐車場は店舗周辺に何ヶ所かありました。

混雑状況

この日は平日の金曜日、お店には9時53分に到着。

営業時間は10時からとうなぎ屋の中では若干早めの開店時間。

過去の投稿を見ると、店舗横にある待合所が人で大混雑になっている写真などもあり、行列を覚悟していましたが、この時外待ちは無し。

どうやら店内に待合席もあるようで、開店前から入れるようでした。

中に入ってみると、この時中待ちが5人。

平日ということもあると思いますが、想像よりも空いていて待ち時間無く済みました。

メニュー・商品ラインナップ

メニューは鰻めし、うな丼、うな重、蒲焼、塩焼、味噌焼、朴葉焼、くんせい、せいろ蒸し、う雑炊、うざく、きも、かみしもなど、メインもサイドメニューも多彩なうなぎ料理のラインナップ。

今回は『うな重(中)』を注文!

感想

【うな重(中)】3600円(税込)

うなぎは5~10日ほど真水の中で泳がせて、身の引き締まったものを注文を受けてから捌き、本格炭火で焼き上げて提供しているとのこと。

うなぎ本来の味を大切にしているそうで、蒲焼にタレは効いているものの、ご飯には絡まず白いままで軽め、後はお好みで追加できるようタレの容器が一緒に提供されます。

最初はタレを追加せずそのままで。

蒲焼はムチッととフワッとが合わさった、やや締まりがありつつも柔らかな食感、うなぎの臭みも皆無。

焼き目はパリッと、皮の方は焦げ目に近いくらいこんがりと焼かれていますが、香ばしさとほろ苦さが味に深みを出し、うなぎそのものの旨味も相まって感動の美味しさ。

そのままでもご飯が進みまくる美味しさでしたが、半分食べたところでタレを追加。

サラッとして淡い色ですが結構濃口、軽くかけるだけでも旨味とコクが増し、更にご飯が進みます。

ここまでレベルの高いうなぎを食べたのは久しぶりな気がします。

本当にいつまでも続いて欲しいお店、また人吉に来たら必ず行きたいと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.kumamoto-uemuraunagi.com/

食べログ

上村うなぎ屋

0966-22-3312

熊本県人吉市紺屋町129 

https://tabelog.com/kumamoto/A4304/A430403/43000195/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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