訪問日:2019年9月28日(土)
草笛

長野県小諸市に本店を構える、「くるみ蕎麦」が有名なお店『草笛』。
くるみ蕎麦は、すり潰したくるみを蕎麦つゆに混ぜて食べる蕎麦で、長野県や埼玉県の秩父地方でよく食べられています。
こちらのお店は浅間山麓に約20ヘクタールの自社専用栽培農場を確保し、そば粉を自家栽培、「ここで採れた物はここで食する」という地産地消を実践。
その精神に基づき昭和36年に創作、発表したものが名物の「くるみ蕎麦」と「とろろ蕎麦」だそうです。
ただ発祥のお店というのは諸説あり、どこが1番最初なのかはよくわかりません。
くるみ蕎麦は、埼玉県秩父地方の1957年開業のお店「やなぎや」が発祥という説も有名で、とろろそばでは、都内の巴町砂場というお店や、八王子高尾山発祥説なども出てきました。
こちらのお店は十割蕎麦ではなく、七割蕎麦にこだわっているのも大きな特徴です。
かつて小諸の地で蕎麦切りを広めたのは、「仙石さん」と親しまれていた小諸城主仙石秀久公といわれています。
仙石秀久公の13代目にあたる中井信夫さんと、草笛社長中村利勝さんが友人であったことから、古文書に記された記述を小諸蕎麦切りの伝統として受け継いだそうです。
この伝統的な小諸蕎麦切りが七割蕎麦であることが、お店がこだわる理由とのこと。
七割蕎麦は胃にやさしく、健康に最も良い割合であることが近年蕎麦シンポジウムにおいても発表されたという話も、お店の公式サイトに書いてありました。
店舗は小諸本店の他、本店のすぐ近くに遊子亭と草笛明日香があり、小諸市外では長野市、上田市、佐久市にもお店があるとのこと。
今回訪れたのは小諸本店です。
アクセス
お店は小諸駅のすぐ近く。
駐車場は店舗北側に5台分あります。
すぐそばの懐古園大駐車場(有料)には、乗用車184台、バス23台、障害者専用8台が駐車可能だそうです。
混雑状況
この日は土曜日、お店には13時頃に到着。
この時満席だったので、数分だけ待ち時間がありました。
メニュー・商品ラインアップ

お店の名物メニューはくるみ蕎麦、とろろ蕎麦、くるみおはぎなど。
あとは割とオーソドックスなラインアップ。
こちらのお店は1人前が400gと比較的量が多いので、少食の人は注意。
少なめも注文可能です。
今回はくるみ蕎麦とくるみおはぎを注文!
感想

【くるみそば】980円(税込)
地元産くるみを丹念にすり潰したペースト入りの器と、蕎麦つゆが入った徳利、別皿の薬味には刻み葱とワサビ。
蕎麦は確かにボリューム満点!
やや白っぽくて中細くらいの平打ち形状、ツルツルと喉越しよく、シコっとした適度なコシも楽しめます。
くるみのペーストをそのまま少し食べてみると、くるみ餡というくらい甘さが強め。
つゆを加えて最初から一気に混ぜず、少しずつ混ぜて食べました。
出汁の旨味がきいた濃口のつゆの味わいをメインに、濃厚クリーミーなくるみペーストが絶妙に合わさって、クセになる美味しさ。
見た目はゴマダレっぽくなりますが、ゴマほどの香ばしさはなく、とても甘くてまろやかな口当たり。
混ぜすぎるとくるみの甘さが強すぎるので、つゆの味わいを損なわない程度に、そこそこ混ぜるくらいが1番好みでした。
以前別の店で食べた時は、既に全部混ざったタイプで、少し甘すぎて苦手だったのですが、こちらのお店では調整しながら食べれたので、とても美味しく頂けました。
最後は蕎麦湯でくるみ蕎麦のつゆを堪能。
こちらのお店の蕎麦湯はサラッとしていますが、薄すぎない適度な濃さでした。

【くるみおはぎ】660円(税込)
こちらは3個セットですが、バラ売りでの対応も出来るそうです。
周りにくるみの粉末をまぶしている感じで、見た目も味も少しきな粉に近いおはぎという印象。
素朴で美味しかったです。
以前から行ってみたかったお店なので、今回来れて良かったです!
長野は他にも色々な蕎麦の食べ方があるので、蕎麦屋巡りが本当に楽しいです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
草笛 小諸本店
0267-22-2105
長野県小諸市古城1-1-10

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