訪問日:2024年9月1日(日)
ギバサとは
秋田県の男鹿半島の名物になっている海藻「ギバサ」。
正式名称は「アカモク」で、日本各地に分布し食用にされていますが、古くから盛んに食べられていた地域は新潟県、山形県、秋田県などの日本海側。
秋田県では「ギバサ」ですが、山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」、新潟県では「長藻(ナガモ)」など、様々な呼び名があるようです。
特徴としては「アカモク」という名前の通り、海中に生えている状態では赤色(褐色)ですが、湯掻く事で鮮やかな緑色になり、細かく刻むことでトロトロ・ネバネバとした質感に変化。
このネバネバは「フコイダン」と呼ばれる、様々な効果がある食物繊維を豊富に含んでいることが理由で、その他にもポリフェノールやミネラル、ビタミンKなどを多く含み、美味しくて美容や健康に良い食品といわれています。
醤油、酢醤油、ポン酢、めんつゆなどで味付けたり、みそ汁の具材やご飯にかけたり、天ぷら、煮付けなど、食べ方は様々。
道の駅おが なまはげの里オガーレ

今回訪れたのは、秋田県男鹿市船川港船川にある『道の駅おが なまはげの里オガーレ』。
こちらの道の駅は、男鹿市複合観光施設として平成30年(2018年)7月1日にJR男鹿駅新駅舎と共にオープン。
秋田県では33番目に登録された道の駅で、男鹿市では初の道の駅だそうです。

こちらの道の駅にあるレストラン『東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン』では、男鹿の旬の食材や地場産品を使用したメニューを提供しています。
「ギバサ」を使ったメニューも豊富だったので、気になり今回初訪問。
アクセス
場所は男鹿駅から徒歩5分くらいの距離。
駐車場は道の駅なので広めです。
混雑状況
この日は日曜日、お店には10時40分頃に訪問。
道の駅自体は沢山のお客さんでかなり混んでいましたが、まだレストランは空席も多く客入り2~3割くらいで、待ち時間無くすんなり入れました。
メニュー・商品ラインアップ








メニューは目当てのギバサ以外にも石焼鍋、しょっつる鍋、しょっつる焼きそば、ハタハタすし、いぶりがっこなど、秋田名物を豊富に取り揃えたラインアップ。
ギバサを使ったメニューは丼やうどん、そばなどがあり、今回は丼の中で豪華な『男鹿産天然真鯛と男鹿産紅ズワイガニと男鹿産ギバサの3色丼』を注文!
感想


【男鹿産天然真鯛と男鹿産紅ズワイガニと男鹿産ギバサの3色丼】2180円(税込)
真鯛は漬けにされていてもっちりと柔らかな食感、身の旨味を生かしたコクのある甘辛の味付け。
紅ズワイガニは普通のズワイガニと比べるとやや淡白ですが、こちらも美味しかったです。
ギバサは糸を引くくらいネバネバですが、苦味やクセもなくあっさりまろやかで、香り高い海藻風味に大葉が良いアクセントに。
醤油を絡めるとご飯が進みまくり、素晴らしいおかずになりました。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://marutomisuisan.jpn.com/oga
食べログ
東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン
0185-28-0300
秋田県男鹿市船川港船川字新浜町1-19 道の駅おが
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