訪問日:2023年12月3日(日)
呉海自カレーとは
海上自衛隊や海軍の拠点として栄えてきた広島県呉市。
明治22年に呉鎮守府が開庁、明治36年には呉海軍工廠が設立され、海軍の主要な基地として発展。
終戦後の昭和29年7月1日防衛庁設置及び海上自衛隊創設と同時に海上自衛隊呉地方隊が新編され、その司令部として呉地方総監部が呉鎮守府跡である現在の場所に置かれたとのこと。
そんな呉市では、大和ミュージアム、てつのくじら館、アレイからすこじま公園など、呉と海自の歴史を学べる博物館や、実際の潜水艦や戦艦を見たり体感できる観光スポットが盛り沢山。
海上自衛隊ゆかりのご当地グルメも多くあり、その代表的なものの一つが「呉海自カレー」。
「呉海自カレー」についての情報や提供店舗を紹介している公式サイトがあり、そこに詳しい説明が書いてありました。
海上自衛隊では多くの部隊で毎週金曜日の昼食にカレーが食べられています。
呉海自カレーについて
その理由は諸説ありますが、長く航海している隊員が曜日感覚を忘れないようにするためだとか…。
そのカレーは、隊員の健康を第一に考える調理員のこだわりがたくさん詰まった美味しいカレーです。
呉海自カレーでは、海上自衛隊・呉基地に所属する艦艇等で食べられているカレーを、呉市内の飲食店で食べることができるとっても美味しい取り組みです。
各店は海上自衛隊の調理員から直接作り方を教わって味を忠実に再現。
さらに司令や艦艇長から「これはうちのカレーだ!」と味の証明をしていただいた特別なカレーです。
海上自衛隊の艦艇等で食べられているカレーと同じカレーをいつでも楽しめる…
そんな呉でしか味わえないカレーを是非ご賞味ください。
2024年で10周年を迎えたそうで、提供店は2024年8月に公式サイトを確認した時点で22店舗が掲載されていました。
提供店舗で呉海自カレーを食べてオリジナルロゴシールを集め、その枚数に応じてプレゼントがもらえる「呉海自カレー シールラリー」も開催しているそうです。
港町珈琲店
今回訪れたお店が、旧海軍の敷地にあり、海上自衛隊の潜水艦と護衛艦を間近で見ることができる、世界でも珍しい海辺の公園「アレイからすこじま」の目の前にあるカフェ『港町珈琲店』。
呉市に本社を置き、「三河屋珈琲」をはじめとした様々な飲食店経営や飲食店コンサルティングを行っている、「グッドネス株式会社」が運営しているようです。
お店のFacebookの投稿によるとオープンは2015年。
こちらのお店では潜水艦「くろしお」の味を再現した、甘めのルーにたっぷりコラーゲンの牛筋を使い、後味がピリッと辛い「くろしお特製”広島風”柔らか牛筋カレー」を提供しています。
潜水艦を見ながらコーヒーや食事が楽しめる他にはないロケーションが魅力的で、提供店の中では特に気になっていたお店。
今回初訪問です。
アクセス
場所は呉駅から徒歩50分弱と駅からは遠め。
バス停潜水隊前からすぐ近く。
駐車場は店舗周りにありました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には12時10分頃に訪問。
この時店内はほぼ満席状態でしたが、潜水艦が見えるテラス席は空いていたので待ち時間無く済みました。
元々テラス席希望ではありましたが、この日は風も強くてかなり寒かったので、空いているのは納得です。笑
メニュー・商品ラインナップ
今回は目当ての『くろしお特製”広島風”柔らか牛筋カレー』をドリンクバー付き+280円で注文!
感想
【くろしお特製”広島風”柔らか牛筋カレー】1250円(税込)
見た目ではわかりにくいのですが、ルーの中にはホロトロに柔らかくなった牛筋がたっぷり入っていて、甘さも効いたこってりと重厚な味わい、これは激うまです。
具材は他にも人参やじゃがいもがあり、玉ねぎはほぼとろけている感じ。
サラダは大好きなシーザードレッシング。
外は寒かったですが、カレーで温まりましたし、ドリンクバーでコーヒーなど温かいドリンクを飲みながら、のんびりと景色が楽しめて大満足でした。
食後はもっと近くで潜水艦を堪能。
本当はもっと観光もしたかったのですが、この日えげつないくらいどこも混んでいたので断念。
広島は訪れる機会がかなり多いので、また空いてそうな平日にでものんびりと観光したいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://www.goodness-gb.co.jp/minatomachi_kure
食べログ
港町珈琲店
0823-27-6855
広島県呉市昭和町6-17
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