訪問日:2023年3月18日(土)
八幡浜ちゃんぽんとは
愛媛県八幡浜市(やわたはまし)を代表するご当地グルメとして知られる『八幡浜ちゃんぽん』。
ちゃんぽんといえば長崎のものが特に有名ですが、 豚骨などをベースにした白濁濃厚スープである長崎のものとは異なり、『八幡浜ちゃんぽん』は鶏がら、鰹、昆布などで出汁を取った黄金色のあっさりした和風のスープ。
麺は太めの中華麺が使用されることが多く、具材には野菜や豚肉の他、八幡浜の特産品である蒲鉾やじゃこ天などが使われることが多いのも大きな特徴。
八幡浜市の公式サイトには、八幡浜市は四国の西の玄関口として、古くから九州や関西地方との海上交易が盛んだったことから、長崎・神戸・横浜をはじめとした全国各地の港町に見られる本場の中国の食文化と、地元の食文化が融合し、八幡浜ちゃんぽんが生まれたと書いてありました。
市内の食堂やレストラン、カフェ、居酒屋、ホテル、お寿司屋など様々なジャンルの飲食店で提供されていて、八幡浜市役所商工観光課が作成している「八幡浜ちゃんぽんMAP」には令和4年9月時点で32店舗が掲載されています。
道の駅・みなとオアシス 八幡浜みなっと
今回八幡浜ちゃんぽんを食べに訪れたのが、九州方面に繋がる八幡浜港のフェリー乗り場からすぐ近くにある『道の駅・みなとオアシス 八幡浜みなっと』。
地域の素材を活かした産直・物販・飲食施設「アゴラマルシェ」、八幡浜漁港に水揚げされた新鮮な魚を直売する「どーや市場」、情報発信・地域活動の拠点「みなと交流館」などで構成された八幡浜の新たなシンボルとして2013年にオープン。
今回訪れたのが道の駅内にある「アゴラマルシェ」。
アゴラは古代ギリシャの「広場」、マルシェはフランス語で「市場」を意味するそうです。
店内には産直コーナー、パン工房、フードコート、コスメコーナー、カフェなどが揃っています。
八幡浜は柑橘王国愛媛県の中でも有数の柑橘の産地のため、10月~4月の収穫期には豊富な種類の柑橘が並んでいることから、以前からお土産を買いに立ち寄ることが多いです。
他にも様々な柑橘加工品、じゃこ天、八幡浜発祥説のある魚肉ソーセージや塩パン、愛媛県南予地方のまる寿司、蛇口みかんジュースなど、名物が揃っていてとても魅力的。
「八幡浜ちゃんぽん」はフードコートで提供されているので、今回はお土産購入と休憩がてら食べに行ってきました。
アクセス
道の駅の場所は八幡浜駅から徒歩22分の距離。
駐車場はかなり広いです。
混雑状況
この日は土曜日、10時過ぎの訪問。
並んだりというのはありませんでしたが、道の駅全体的にかなりお客さんが多くて賑わっていました。
メニュー・商品ラインナップ
今回はちゃんぽん目当て出来たものの、こちらのフードコートで人気というのが、4連石窯で焼く「石窯ピザ」。
香ばしい良い匂いがして食べたくなったので、今回はちゃんぽんとピザを注文!
感想
【やわたはまチャンポン】800円(税込)
スープは鶏ガラや野菜からとったあっさりスープ。
優しい味わいながらもしっかりした旨味とコクがあり、ほんのりと胡椒が効いた後味。
麺はプリッとした歯切れの良い食感で中細くらい。
野菜はしんなりよくスープが馴染み、他にもかまぼこ類や、写真では見えませんがお肉も下に入っていて、具沢山でヘルシー。
個人的に今まで食べた八幡浜ちゃんぽんの中でも結構好みです!
【城川特選ベーコンピザSS】750円(税込)
こんがりと焼かれた生地は熱々のカリカリさっくり食感。
とろーりチーズに、旨味たっぷりのベーコンは大ぶりで贅沢、ブラックペッパーも良いアクセント。
甘酸っぱくフルーティなソースも美味しくて、個人的に大好物なブロッコリーが乗っているのも好印象。
SSでも結構食べ応えがあり、お手頃価格なのも素晴らしく、これは食べる価値ありまくりでした。
既に八幡浜に来た際は必ず立ち寄る定番スポットになっていますが、ますますお気に入りの道の駅になりました!
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
アゴラマルシェ
0894-35-6565
愛媛県八幡浜市字沖新田1584
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