訪問日:2026年2月11日(水)
産直びわ みずべの里


滋賀県長浜市南浜町のさざなみ街道沿いにある直売所『産直びわ みずべの里』。
旧びわ町の生産者が組織する「農事組合法人産直びわ みずべの里」が経営するお店で、平成11年にオープン。
地元産の野菜・果物、琵琶湖産の湖魚、田舎味噌、梅干、弁当、惣菜等を販売しており、中でも大粒で甘い特産品の南浜ぶどうや環境こだわり米が人気だそうです。
スーパーでもその地域に特化した様々な商品が販売されていますが、直売所や道の駅などはさらにローカル色が強く、珍しいものがたくさん並んでいるので、旅行の際は必ず立ち寄りたいところ。
今回は『白菜のたたみ漬け』と『日野菜漬け』を買いにこちらのお店に訪問。
白菜のたたみ漬け

「白菜のたたみ漬け」は白菜の葉を1枚ずつはがして赤唐辛子や昆布と漬けこんだもので、湖北地域で昔から食べられてきた葉茎漬けの手法を白菜漬けに応用したもの。
伊吹山が望める姉川流域の地域で漬けると、漬けあがったものを包丁で切っても切り口が崩れにくいと伝わっているそうです。
滋賀県では10月から3月にかけて東近江市を中心に白菜が露地栽培されており、冬になると多くの家庭で白菜を使った漬物つくりが行われてきたとのこと。
中でも「白菜のたたみ漬け」は見た目が美しく、昔から冠婚葬祭など特別な食事の席でふるまわれてきたそうです。
日野菜漬け

「日野菜漬け」は滋賀県蒲生郡日野町発祥の伝統野菜「日野菜」を使った漬物。

「日野菜」は太さ2~3cm、長さ30cm前後の細長い形状で、鮮やかな赤紫と白のツートンカラーが特徴のかぶの一種。
パリッとした食感で独特の風味と辛味、苦味があり、主に漬物として食されることが多いようです。
その歴史は古く、約500年前の室町時代に日野の領主・蒲生貞秀公が、日野の鎌掛(かいがけ)にある観音堂に詣でた際、野生の菜を発見したことが始まりといわれています。
漬物にすると桜の花のような色に仕上がったことから「さくら漬け」の名で親しまれるようになり、時の天皇にも献上されたとのこと。
令和4年には「近江日野産日野菜」として固有の価値が認められ、地理的表示(GI)として登録。
地理的表示(GI)保護制度は地域の伝統を有し、その高い品質等が生産地と結びついている産品等の名称を知的財産として保護する制度です。
収穫時期は春と秋の2回あり、春作は3月下旬~4月初旬に種をまいて5月~6月に収穫、秋作は8月下旬~10月に種をまいて10月~12月に収穫。
特に旬の時期は10月~12月といわれていますが、漬物などの加工品は通年で販売されています。
漬け方も多数あるようですが、中でも甘酢漬とぬか漬が定番のようです。
アクセス
場所は長浜駅から徒歩1時間弱と駅からは遠めの立地。
駐車場は店舗前にありました。
混雑状況
この日は祝日の水曜日、お店には14時半頃に訪問。
お客さんはチラホラいるくらいで、レジも待ち無しでした。
メニュー・商品ラインアップ









『白菜のたたみ漬け』は割引きになっていたもの、『日野菜漬け』は丸ごとのぬか漬と食べやすくスライスされた甘酢漬があったので、甘酢漬を選択。
感想


【白菜のたたみ漬】362円(税込)50円引
所々に千切り昆布、輪切り鷹の爪、青葉などを挟んで漬ける場合もあるそうですが、こちらは葉のみが入ったタイプ。
シャキシャキとした瑞々しくて小気味良い食感、辛味などは特に感じず、あっさりとした浅漬けのような味わい。
好みでしょうがや醤油をつけて食べるそうですが、ご飯のおかずにするには醤油を軽く利かせる方が好みでした。

【日野菜酢漬け】216円(税込)
葉も混ざっており、根はかなり薄めにスライスされたタイプ。
甘さは控えめで酸味が際立つさっぱりとした味付け、パリッとシャキシャキが相まった食感で、ツンとした独特な辛味がクセになる美味しさ。
こちらは単体でもご飯が進む味付けで、さらに好みでした。




ちなみにこの日は「道の駅 近江母の郷」にある農産物・物産販売所「物産交流館さざなみ」にも行ってきましたが、こちらでは「日野菜」そのものが売っていました。

味噌汁にしてみましたが、根も葉も漬物のような辛味はなく、ほっくりとしたかぶのような味わいで、とても美味しかったです。
日野町の公式サイトでは「日野菜のレシピ集」も掲載されているので、調理の際に参考になりますね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/mizubenosato
食べログ
みずべの里
0749-72-5212
滋賀県長浜市南浜町297

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