訪問日:2018年8月23日(木)
やきとりの一平

室蘭の名物料理の一つとして知られている『室蘭やきとり』。
「やきとり」といいつつも、「焼き鳥」ではなく、鶏肉の代わりに豚肉と玉ねぎを使用した串焼き料理。
豚肉の串焼き料理では「やきとん」と呼ばれるものがありますが、室蘭では「やきとり」と呼ばれるそうです。
同じパターンでは、埼玉県の東松山市には「豚のかしら肉」を串に刺して焼いたものに、ピリ辛の味噌だれをたっぷり塗って食べる料理があり、これも「やきとり」と呼ばれています。

今回訪れた『やきとりの一平』は昭和25年創業の老舗で、『室蘭やきとり』を代表する人気店の一つ。
中島町の本店以外にも、室蘭市内にいくつか支店を展開しており、札幌市や伊達市、登別市にもお店があるそうです。
こちらのお店の公式サイトに、『室蘭やきとり』の歴史について詳しく記載がありました。
明治42年、溶鉱炉に火が灯ってから100年あまり。
室蘭は鉄、そして工業のまちとして繁栄してきました。
そこに働く労働者の胃袋を満たしてきた代表的な食べ物、それが“やきとり”だったのです。
日中戦争の時代に食糧増産のため、農家が豚を飼うようになりました。
昭和14年には、一般の靴生産は中止され、中皮不足から軍は豚の皮を軍靴に用いるため、養豚を大いに奨励。
室蘭では豚の皮と肉以外は食べてもよいことになり、屋台などで豚の内臓(モツ)が売られるようになりました。
モツのほか当時は野鳥も串焼きにして食べていたことからそれが現在の“やきとり”の語源の由来ともいわれています。
そしてその後、徐々に「豚肉、玉ねぎ、洋がらし」のスタイルが“やきとり”として定着してきました。
食糧事情の悪かった時代から、豚肉の動物性タンパク質と玉ねぎ、洋がらしの絶妙な組み合わせが、労働者の貴重なエネルギー源となり延いては明日への活力源でもありました。
そして「安い、早い、うまい」の三拍子を兼ね備えた身近な食べ物として、昔と変わらない、確固たる形態を今日まで継承しています。
『室蘭やきとり』に玉ねぎや洋がらしが組み合わされるようになった背景としては、玉ねぎは「北海道が産地なので手に入りやすかったこと」や「豚肉に相性が良い」など、洋がらしは「おでんに付き物の洋がらしを付けたのが始まり」や「トンカツの洋がらしからきた」といった説があるそうです。
発祥のお店は「鳥よし」といわれており、そちらも行ってみたかったのですが、営業時間内に間に合わず、遅くまでやっていたこちらの一平へ行くことにしました。
アクセス
場所は東室蘭駅が最寄りで徒歩14分くらいの距離。
駐車場はお店のすぐそばに専用駐車場がありました。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には21時40分くらいに到着。
予約はしていませんでしたが、待ちもなくすんなりと入れました。
しかし店内はお客さんがかなり多かったです。
メニュー・商品ラインアップ




メニューは豚肉の室蘭やきとりだけでなく、鳥もあります。
そして居酒屋定番の一品料理も種類豊富。
今回は豚肉の室蘭やきとりメインでの訪問なので、豚肉系メニューを色々注文してみることにしました。
感想




【注文内訳】(価格はいずれも税込)
シロ150円
ハツ140円
タン150円
精肉150円
注文は2本以上からと書いてあったので、いずれも2本ずつ注文。
塩とタレ一本ずつという注文も出来るらしく、全てそれでお願いしました。
お通しに漬物が付いてきて、飲み物はウーロン茶200円を注文。
合計支払額が1480円だったのですが、それならお通し100円ていうことになるのですが合ってるのですかねこれ?
お通しにしては安いなと感じます。
どちらにせよソフトドリンク200円というのもありがたいですね。
シロは香ばしい焦げ目が付いてパリッとしており、脂と旨味が染み出して非常にジューシー。
ハツは弾力強めで食感が良く、タンは少しかための肉質で歯応えあり。
精肉は脂っこくないのに柔らかく、旨味が濃くてとても美味しかったです。
タレは創業以来継ぎ足しで受け継いできたもので、甘辛くてまったりした濃厚な味わい。
塩は数種類の厳選した天然塩をブレンドし、自家焙煎したもの。
洋がらしはタレにも塩にも付いていましたが、タレには確かによく合います。
しかし塩はシンプルにそのまま食べる方が良かったです。
塩もタレも美味しいですが、特にタレの味がかなり好みでした!
当時は知らなかったのですが、室蘭にはうずら園があるので、うずらを使ったものも名物とのこと。
特に殻付うずらの炭火焼は人気メニューのようです。
室蘭やきとり、とても美味しかったです!
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
やきとりの一平 中島本店
0143-44-4420
北海道室蘭市中島町1-17-3

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