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海の幸がたっぷり入って具沢山、下北地方の『みそ貝焼き』!【食事処 なか川】(青森県むつ市)

本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

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訪問日:2022年7月14日(木)

目次

貝焼きみそ・みそ貝焼きとは

青森県の津軽地方や下北地方の郷土料理として知られる『みそ貝焼き』。

読み方は「かいやきみそ」、または「かやきみそ」や「かやぎみそ」というパターンもあるようです。

直径20cmほどもある大きなホタテの貝殻を鍋のように使い、出汁に味噌を溶き入れ、煮立ったところで具材を入れ、最後に卵でとじて食べるという料理。

津軽地方では『貝焼きみそ』、下北地方では『みそ貝焼き』という名称で呼ばれるそうで、津軽地方ではシンプルに卵と味噌、下北地方ではふのりや海苔などの海藻、ウニ、イカ、ホタテなど海の幸がたっぷり入って提供されることが多いとか。

陸奥湾は古くからホタテの産地だったことから、江戸時代にはすでに食べられていたそうで、昔は出汁にイワシやサバなどの魚の切り身を入れて自家製の味噌を溶いて焼いた素朴な漁師料理だったそうです。

その後庶民が卵を入手できるようになってからは、溶き卵を流しこんで一緒に全体をとじるようになり、当時卵入りのものは特に病人や妊産婦などが栄養をつけるために食べられていたそうです。

現在では養殖ホタテが主流となっていることから、貝焼きみそに適した大ぶりの貝殻は手に入りづらくなったそうです。

漁師の家では大きな天然ホタテの殻を大事にしまっておいて貝焼き味噌専用にすることもあり、家庭向けには小さめのフライパン等を使った作り方を紹介する取り組みもあるとか。

むつ商工会議所内の「みそ貝焼き普及研究会」ではグッズ販売やレシピ紹介をして普及に取り組んでいるそうです。

サイト内には「みそ貝焼き」の歴史や作り方について、また提供店も紹介している「みそ貝焼きガイド」も掲載されていました。

食事処 なか川

今回は青森県むつ市の小川町にある、看板に「元祖みそ貝焼」を掲げるお店『食事処 なか川』。

「元祖」というのは食堂で商品で初めて提供したということだそうです。

提供店自体は探せば数多く出てきますが、こちらはその中でも特に有名なようで、何度も紹介されているのを目にし、気になっていました。

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