訪問日:2021年12月2日(木)
佐伯ラーメンとは
大分県佐伯市のご当地ラーメンといわれる『佐伯ラーメン』。
九州といえばやはり豚骨ラーメンが定番ですが、各地域で文化も異なるため、それぞれ発展を遂げて多様性があるのが面白いところ。
佐伯市は地域の産業である造船業・漁業で肉体を使う労働者多かったことや、山が近く朝には海風が吹き上げて夕暮れは吹きおろしの強い陸風が吹くという土地柄から、温かく塩分補給を考慮したラーメン文化が育まれたと推測されているそうです。
大分県の中でも道路事情によりアクセスが困難な地域であったことから、『佐伯ラーメン』は大分市や宮崎方面とも異なる特徴を持ったラーメンといわれています。
お店ごとに様々なラーメンを提供しているそうですが、醤油豚骨系スープに中太で柔らかめの麺、ニンニクと胡椒が効いていて、トッピングはチャーシュー、ゴマ、ネギ、モヤシ等が大きな特徴だそうです。
二代目ラーメンカヨ

今回佐伯ラーメンを食べに訪れたお店が『二代目ラーメンカヨ』。
先代の女性店主が独学でスープ作りに取り組み、1995年に「ラーメン加代」として創業。
2017年に一度閉店したそうですが、2018年3月4日から義理の母である先代のレシピを継承し、二代目女性店主が『二代目ラーメンカヨ』として再スタートしたそうです。
2016年に佐伯ラーメンを食べに訪れた際、「ラーメン加代」は人気店だったため行きたいお店の候補の一つでしたが、営業時間と立地の関係でその時は断念。
いつの間にか閉店して、そして二代目になっていたなんて全く知りませんでした。
アクセス
場所は佐伯市街地から車で30分くらい離れた海辺にあり、車が無いとかなり行きにくそうな立地。
これで閉まっていたら辛いと思ったので、事前にお店のInstagramを見て、休みの告知などが無いかを確認してから行ってきました。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には11時過ぎに訪問。
赤い暖簾が潮風にはためいていて、営業中なのを確認し一安心。
この時客入りは5割くらいで待ち時間無く入店。
メニュー・商品ラインアップ

メニューはシンプルなラインナップで、今回は基本の『ラーメン』を注文!
感想

【ラーメン】600円(税込)
スープはややとろみのある質感で、思っていたよりも濃厚。
豚骨の臭みは無くまろやかでクリーミーな味わい、香ばしいニンニクとゴマの風味が広がります。

麺はモッチリとした少し柔らかめの中細麺。
チャーシューは脂身がとろける柔らかな食感、旨味も濃厚で美味しかったです。
途中からは卓上にあった紅生姜を加えてサッパリといただきました。
店主の方はとても気さくで、オススメの温泉や観光地なども色々教えていただき感謝です。
ラーメンも美味しい素敵なお店でした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/nidaime_ramenkayo
食べログ
二代目ラーメンカヨ
大分県佐伯市蒲江畑野裏117-2
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