訪問日:2020年1月30日(木)
小浜ちゃんぽん



長崎県雲仙市小浜町にある「小浜(おばま)温泉」。
島原半島の西側にある海辺の温泉街で、海岸にある露天風呂「波の湯」や、全長105mの日本一長い足湯施設「ほっとふっと105」などが有名。
小浜温泉の源泉温度は105℃と高熱で、湧出量×泉温で求められる放熱量は日本一だそうです。

そんな小浜温泉のご当地グルメとして有名なのが「小浜ちゃんぽん」。
ちゃんぽんは明治30年代に長崎市にある「四海楼」の陳平順氏が考案したといわれています。
小浜温泉には長崎茂木港から湯治客が蒸気船を使って往来していたことから、大正時代にちゃんぽんが伝わり、地域の郷土食として根付いたといわれています。
「小浜ちゃんぽん」は長崎ちゃんぽんとは異なる独自の進化を遂げ、今では長崎ちゃんぽん、天草ちゃんぽんに並び、「日本三大ちゃんぽん」の一つに数えられています。
「小浜ちゃんぽん」の特徴は、豚骨や鶏ガラをベースに、特産のカタクチイワシなどの魚介出汁を合わせた、あっさりしたまろやかなスープ。
麺はもっちりとした長い太麺を使用し、具材には地元の豊富な魚介類と野菜をトッピング。
卵を乗せることも多く、最初は卵をよけてそのまま食べ、途中から混ぜて味の変化を楽しむそうです。
「小浜ちゃんぽん」という名前は長年知られていなかったそうですが、2006年に雲仙市の職員である林田真明氏が「小浜ちゃんぽんマップ」を作成したことをきっかけに、2007年に「小浜ちゃんぽん愛好会」が結成。
全国各地で行われているご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」には2010年から毎年出場し、コンビニでのレンジアップの商品化や、「ちゃんぽん番長」の名で知られる林田真明氏のメディア出演など、様々な活動を通して全国的に知られる存在に。
山口智充さんが演じる雲仙市職員が、小浜ちゃんぽんを全国に広めるためチャンポンマンに扮し、小浜町のかつてのにぎわいを取り戻そうと奔走するドラマ「私の父はチャンポンマン」も2013年12月18日にNHKのBSプレミアムで全国放送されたそうです。
現在「小浜ちゃんぽんマップ」には14店(小浜温泉街12店、島原市1店、福岡市1店)が掲載されています。
(※2019年7月時点)
海花亭

今回訪れたのは、ちゃんぽんマップにも掲載されているお店の一つ『海花亭』。
創業年などお店の詳細については全くわからず。

こちらのお店のちゃんぽんは、スープの隠し味に小浜温泉水を使っているのが大きな特徴。
温泉街ならではのちゃんぽんで面白いと思い、今回初訪問です。
アクセス
場所は国道沿いの立地で、市営温泉「浜の湯」のすぐ近く。
駐車場は店舗前にありました。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には13時前に訪問。
この時店内は先客2組で空いていました。
メニュー・商品ラインアップ

席に着く前に、まずはレジで注文・会計を済ませます。
過去のメニュー写真を見ると、ちゃんぽん以外にも丼物や定食など様々なメニューがあるようですが、この時レジに置いてあったのはちゃんぽんとおにぎりのみのメニュー。
もしかして裏面にも色々書いてあったのですかね?
確認不足で現状がわからず、申し訳ありません。
今回はちゃんぽんに温泉たまごが入ったものを注文。
感想

【ちゃんぽん 温泉たまご入り】790円(税込)
温玉、キャベツ、もやし、玉ねぎ、キクラゲ、はんぺん(長崎のピンクのかまぼこ)、殻付き海老、そしてミックスベジタブルのようなニンジン、グリンピース、コーンが入っているのが個性的。
具材は焼き目がしっかり付いた炒め具合で、提供時から香ばしい良い匂いがします。
野菜はシャキシャキ、海老は殻付きですがサクパリ食感でそのまま食べられます。
スープは卵を混ぜる前から結構まろやかで、コクのある旨味がしっかり利いています。
温泉水の効果がどういう影響を与えるのかはわかりませんが、美味しいスープです。
麺はオーソドックスなちゃんぽんの太麺。
具材と共に結構なボリュームで、食べ応えがあります。
途中からはコショーを入れてパンチを効かせたり、卵を絡めてまろやかにしたりと変化を楽しみつつ完食。
あまり突出した特徴は見出せませんでしたが、個人的に結構好みのちゃんぽんでした!
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
海花亭
0957-74-2776
長崎県雲仙市小浜町北本町25-11 1F

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