訪問日:2022年7月14日(木)
日本一のマグロの町 大間町
“日本一のマグロの町”として知られる、本州最北端に位置する青森県の「大間町」。
津軽海峡で水揚げされる大間の天然クロマグロ、通称本マグロは最高級品とされていて、「大間まぐろ」というブランドネームで全国に知られています。
「大間まぐろ」は2007年に大間漁協によって出願されて地域団体登録商標となり、出荷される30キロ以上のマグロの頬にはブランドの目印となる「大間まぐろ」のシールが貼られ、どの船がいつ、どんな漁法で獲ったマグロかを厳密に管理する通し番号が付けられます。
2019年には豊洲市場での初セリで3億3360万円という史上最高値が付いたそうです。
マグロの町として知られていても、水揚げされたマグロは東京などに運ばれるため、かつて地元ではあまり流通していなかったそうです。
しかし2000年に大間のマグロ漁師の娘を主人公としたNHKの連続テレビ小説「私の青空」が放送されたことがキッカケで、翌2001年からマグロ解体ショーを目玉にした集客の取組みがスタートし、「マグロを食べに行く町」になっていったとのこと。
大間のマグロ漁は例年8月~1月くらいまでで、特に水温が低くなり上質な脂がのった大型が多くなる秋から冬にかけてが旬だそうです。
冷凍しない生マグロの時期は限られると思いますが、保存方法の向上から大間まぐろ自体は年中食べることが可能で、提供店は大間町観光協会の公式サイトのグルメページで紹介されています。
今回は津軽海峡フェリーに乗って北海道に渡るために大間に来ましたが、ここに来たからにはやはりマグロを食べないわけにはいきません。
お食事処かもめ
今回訪れたお店が、大間崎の「ここ本州最北端の地」の碑のすぐ近くにある『お食事処かもめ』。
大間町観光協会のFacebookで2015年8月15日に投稿された情報によると、元々最北端の人気食堂だったものの閉店していた「かもめ食堂」が、店名を受継いで『お食事処かもめ』として新たにオープンしたそうで、「開運丸」というお店の兄弟店だそうです。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には14時半頃に訪問。
この時先客はおらず私のみでした。
メニュー・商品ラインナップ
メニューはマグロを使った丼物が中心、少食の方にも嬉しいミニサイズもありました。
おすすめメニューは大トロ・中トロ・赤身が乗った「まぐろ丼」と、ウニとマグロの「二色丼」だそうです。
今回はせっかくなのでマグロを堪能しようと思い『まぐろ丼』を注文!
感想
【まぐろ丼】3000円(税込)
身はそこそこ厚みもあって大きさも量も十分、色味は少し暗めの印象、ご飯は温かい白ご飯。
大トロはこってりと脂が乗って醤油を弾きまくり、脂だけでなく旨味も強くて美味しいです。
赤身はしっとり柔らか、脂は控えめながら凝縮したような旨味があって驚きの美味しさ。
中トロだけ少し臭みのような風味も感じ、意外と赤身が一番美味しいという結果でした。
海藻入りの味噌汁に、小鉢のコリコリした食感のマグロの内臓?も美味しかったです。
14時台には結構閉まるお店も増えてきていて、実際行きたかったお店には何軒かフラれたので、こちらのお店には本当に救われました。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/oomakamome/
食べログ
お食事処 かもめ
0175-37-4002
青森県下北郡大間町字大間平17-733
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