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群馬県の地鶏『上州地鶏』を使ったそば・うどんメニューが充実!【そば処大村】(群馬県藤岡市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年10月13日(月)

目次

上州地鶏とは

群馬県の地鶏として知られている「上州地鶏」。

大きさは国内最大級(雌雄平均4kg・ブロイラーの1.5~2倍)を誇り、濃い旨味と弾力ある食感、群馬県で有名な「梅酢」と「桑の葉」を飼料に加えていることが特徴。

「梅酢」には抗酸化作用があるため、肉の赤みが増して瑞々しいお肉になり、料理をした際にジューシーな味わいが楽しめ、「桑の葉」には余分な糖質を防ぐ効果や、善玉菌を増やす効果があるとのこと。

父系には昔から県内でも飼養され肉質に優れた「シャモ(軍鶏)」を使用し、母系には肉質にも定評があり発育に優れる国産鶏種の「紅桜(赤色コーニッシュ)」と「小雪(白色プリマスロック)」の交雑雌を使用。

元々は県畜産試験場が「上州風雷どり」の名称で1989年に開発し、その後改名を経て、現在の交配形式は平成27年から導入されているそうです。

ちなみに「地鶏」は日本農林規格(JAS)によると、明治時代までに日本に導入され定着した38種類の鶏「在来種」の血液百分率が50%以上で、出生の証明ができ、「75日以上の飼育期間」、「28日齢以降平飼い」、「28日齢以降1㎡当たり10羽以下の飼育密度」という飼育条件をクリアしたもの。

地鶏と混同されるものに「銘柄鶏」がありますが、こちらは飼料や環境などに工夫を加えて飼育されることで、一般的なブロイラーよりも味や風味などを改良した鶏。

「銘柄鶏」はJASによる定義はなく、ブロイラーと同じ種類の「若どり系」と赤鶏の両親を持つ「赤系」に分類されます。

日本で流通する鶏は「ブロイラー(若どり)」、「銘柄鶏」、「地鶏」の3つに大きく分けられ、その割合は一般社団法人日本食鳥協会の公式サイトによると、ブロイラー(若どり)54%、銘柄鶏(若どり系)43%、銘柄鶏(赤系)2%、地鶏1%。

地鶏は肉質の高さだけでなく、その希少性からも高級食材として重宝されることがよくわかります。

定義にあてはまらないものを「地鶏」として販売・提供する事例も見受けられることから、群馬県では安心して上州地鶏を食べてもらえるよう、上州地鶏肉やその加工品を取り扱う店舗を募集し、要件を満たす店舗を認定する「上州地鶏指定店認定制度」を導入しており、店舗一覧を公式サイトに掲載しています。

そば処大村

今回訪れたのは、群馬県藤岡市にある「上州地鶏指定店」の一つ『そば処大村』。

オープンは昭和63年(1988年)

自家製石臼を置き、「挽きたて・打ち立て・茹でたて」の三立てにこだわった手打ち蕎麦が看板メニューのお店。

こちらのお店では上州地鶏を使った「地鶏南蛮そば・うどん」、「上州地鶏つけそば・うどん」、「おきりこみ」などを提供しています。

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