訪問日:2019年5月4日(土)
天草ちゃんぽん
長崎ちゃんぽん、小浜ちゃんぽんと並び、「日本三大ちゃんぽん」の1つに数えられる、熊本県天草地方の名物『天草ちゃんぽん』。
ちゃんぽんといえば長崎が発祥地として知られていますが、天草は古くから海上での往来で長崎とは交流が深かったため、天草地方にもちゃんぽんが広まっていったといわれています。
長崎ちゃんぽんは豚骨などをメインに使った白濁スープをベースにしたものが主流。
しかし天草ちゃんぽんは、鶏ガラや豚骨に魚介などのダシを合わせ、醤油や塩で味付けたさっぱりしたものが特徴だそうです。
天草地方においてちゃんぽんは「島民食」といわれるほど身近な料理。
ちゃんぽんの専門店はもちろん、中華料理店や大衆食堂、レストランや居酒屋、喫茶店など様々なお店でちゃんぽんが提供されており、その店舗数は100店ほどあるそうです。
しろやま食堂
天草ちゃんぽんのお店で断トツで有名なのが「明月」というお店。
天草ちゃんぽんを食べに行くならこのお店と決めていたのですが、どうやら店主が体調を崩しているそうで、現在は長期休業中。
もちろんお店は他にも沢山あるのですが、いざ調べてみると結構情報が薄くて、「明月」以外でここは必食!といったわかりやすい高評価店が見つからず。

今回は観光サイトなどで紹介されていたお店、上天草市にある『しろやま食堂』へ行ってみることにしました。
こちらのお店は1947年頃に「菊屋食堂」としてオープンし、1996年に「しろやま食堂」として現在の場所で新装開店。
「懐かしい昭和の味」をコンセプトに掲げた、3代続く伝統のあっさりちゃんぽんが看板メニューだそうです。
アクセス
場所は上天草市役所の近く、国道266号線天草パールライン沿いの立地。
駐車場もお店の前にありました。
混雑状況
この日はゴールデンウィークの土曜日、お店には15時半頃に訪問。
事前に電話で営業確認をしていましたが、もうすぐ売り切れるかもと聞いたので急いで向かいました。
店内はお客さんが少なくて空いていましたが、私の後に夫婦らしきお客さんが2人訪れたところで売り切れ閉店。
危なかったです。笑
後で公式サイトを確認したところ、電話で取り置きすることも可能みたいなので、確実に食べたい場合は事前に連絡しておくと良いかもしれません。
メニュー・商品ラインアップ


メニューを見ると、ちゃんぽん以外はうどんやそば系がメイン。
ちゃんぽんは人気NO.1のオーソドックスな「いつものちゃんぽん」、天草特産の具材をふんだんに盛り付けた「四郎ちゃんぽん」や「南蛮ちゃんぽん」などがありました。
「四郎ちゃんぽん」は天草大王のカツや特産の車えびなどを乗せた圧巻のボリューム。
「南蛮ちゃんぽん」は車えびやタコ、オクラやトマトなど野菜類もバリエーションが増えた感じです。
観光サイトなどでは四郎ちゃんぽんが取り上げられているのをよく目にしますが、このあと熊本市内で行きたいお店もあったので、お腹には少し余裕を残したいところ。
まずは基本のちゃんぽんから食べてみようと思い、「いつものちゃんぽん」を注文!
感想

【いつものちゃんぽん】700円(税込)
キャベツ、もやし、ニンジンといったたっぷりの炒め野菜に、エビ、キクラゲ、豚肉、ちくわ、かまぼこなど。
スープは昆布やカツオ節、サバ節、飛魚などから取った魚介系の和風出汁に鶏ガラスープを合わせ、名産の天草醤油で調味したあっさりスープ。
出汁の旨みは濃厚で醤油の塩梅は絶妙、あっさりしていますが非常に奥深い味わいで、とても美味しいです。

麺はツルッとした瑞々しい太麺で、モチっとしたコシもしっかり楽しめます。
野菜は焼き目がつくほど香ばしく炒められてシャキシャキ、豚肉もエビも具材全部が美味しいです。
やっぱりちゃんぽんは具沢山なのも魅力的。
具材の旨味がたっぷりと溶け込み、野菜もたっぷりでとてもヘルシー。
ちゃんぽんには胡椒を入れるのが好きですが、ここでは自家製の柚子胡椒。
ピリッとした辛味に爽やかな風味が広がり、よりさっぱりといただけます。
念願だった明月に行けなかったのでがっかりしましたが、まさかこんなにも美味しいちゃんぽんに出会えるとは。
こちらのお店は食べログではレビュー数も少なく、評価も低いまま。
まだまだ情報が薄い天草ちゃんぽん、意外と眠っている名店が数多くあるかもしれません。
開拓し甲斐がありますね!
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
しろやま食堂
0964-56-3032
熊本県上天草市大矢野町中478-3

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