訪問日：2023年5月2日(火)
茨城県のご当地ラーメン『スタミナラーメン』
茨城県ひたちなか市発祥といわれるご当地ラーメン『スタミナラーメン』。
『スタミナラーメン』はレバー、キャベツ、カボチャ、ニンジン、ニラなど具材がたっぷり入った、とろみが強い醤油味の甘辛あんをかけたラーメン。
醤油ラーメンの上にそのままあんをかける「ホット」と、スープ無しで冷水で締めた麺に直接かける「冷やし」があるのも特徴。
茨城県の公式サイトや日本ラーメン検定のテキストによると、『スタミナラーメン』が誕生したのは昭和40年代後半、当時の勝田市(現ひたちなか市)の勝田駅近くにあった「寅さんラーメン」の長井順一さんが、「学生さんたちに、安くて栄養価の高いものをお腹いっぱい食べさせたい」と考案したのが始まりとのこと。
長井さんはその後水戸市に移って「スタミナラーメン松五郎」を開店し、同店は現在スタミナラーメンの「総本家」を名乗っています。
松五郎は平成9年に2代目が引継ぎ、長井さんはレバーの代わりにホルモンを入れた「ホルモンラーメン」のお店「玄海」を立ち上げたそうです。
独特な美味しさがとても魅力的で、茨城県を訪れた際は必ず食べに行きたい、個人的にお気に入りのご当地グルメ。
スタミナラーメン松五郎
今回訪れたお店が、上述の総本家、茨城県水戸市袴塚にあるお店『スタミナラーメン松五郎』。
オープンは1987年のようで、現在の場所には移転を経て2019年6月5日にオープンしたようです。
アクセス
場所は偕楽園駅から徒歩40分くらいと駅からは遠め、国道118号線沿い。
駐車場は店舗奥にありました。
混雑状況
この日は平日の火曜日、お店には18時10分頃に訪問。
この時店内は客入り9割くらいでほぼ満席でしたが、待ち時間は無く済みました。
メニュー・商品ラインナップ
注文は券売機での食券購入。
店内は撮影禁止のため、メニューや料理の写真はありません。
食べログの投稿写真に過去の券売機の写真があり、値上がりはしていますが、メニュー内訳はあまり変わっていないので、予習をする場合は参考になります。
今回は「ホット」か「冷し」か悩んだ結果、この日は暑かったので「冷し」を食べることにしました。
感想
【スタミナ冷し】900円(税込)
ドロッと粘度高めのあんに、カボチャ、にんじん、キャベツ、ニラ、レバーなど具材がたっぷり。
麺は冷しならではのモチッとした強いコシが楽しめ、熱々のあんと絡めると、ほんのり温かく食べやすい温度になります。
まったりとしたコクのある甘辛味ですが、辛味はしっかり効いていて、あんが麺にもたっぷりと絡みとても美味しいです。
麺量は普通にしたものの、具沢山で麺そのものもそこそこ量が多く、なかなか食べ応えがありました。
しっかり絡めてもあんや具が少し余るので、もう少し麺量を増やしても良かったかもしれません。
写真撮影禁止なのは残念でしたが、とても美味しいスタミナラーメンで流石総本家！と思いました。
ご馳走様でした！
公式サイト等
食べログ
スタミナラーメン 松五郎
029-221-9598
茨城県水戸市袴塚1-4-14
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