訪問日:2020年8月22日(金)
土佐二刀流
高知市には今も屋台文化が残っていて、夜になるとグリーンロードを中心に色んな屋台が営業をしています。
そんな屋台発祥の名物もあり、特に有名なのが『屋台餃子』。
「屋台安兵衛」など東京に進出している名店も存在し、高知の屋台餃子は代表的なご当地グルメとして全国的に知られる存在になっています。
この屋台餃子の美味しさにハマり、高知に来たら屋台に行くのも楽しみの一つ。
最近まで知らなかったのですが、高知の屋台には餃子以外にも個性的な名物があるとのこと。
その名も『マヨネーズラーメン 』。
名前通りマヨネーズが入ったラーメンで、提供しているお店はそんなに多くないようですが、知る人ぞ知る屋台の名物だそうです。笑

面白そうなので食べに行こうと思い、今回訪れたお店が2019年7月に高知市の追手筋(おうてすじ)にオープンした『土佐二刀流』。
こちらのお店は屋台ではなくて店舗型のお店なのですが、「ゆき」という屋台の系列店とのこと。
屋台餃子もマヨネーズラーメンも両方楽しめるそうです。
アクセス
今回は車で来ましたが、駐車場は店舗隣に60分100円のコインパーキングがありました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には夜中3時40分頃に訪問。
公式情報は不明ですが、ネットで検索すると22時〜翌8時までと、深夜から朝にかけて営業する独特のスタイル。
店内にはこんな時間でもお客さんが多く、私が退店する4時過ぎにはほぼ満席状態になりました。
メニュー・商品ラインアップ


メニューは醤油、塩、味噌、ユズ塩、鶏白湯、そして目当てのマヨネーズラーメン。
サイドメニューに屋台餃子、チャーハン、天津飯、チャーシュー丼など。
今回は迷わずマヨネーズラーメンと屋台餃子、そして美味しそうだった青シソ餃子も注文!
感想

【マヨネーズラーメン】870円
まさにマヨネーズ!という印象を受ける白濁したスープ。
味はガッツリマヨネーズが主張しますが、スープの旨味が絶妙なバランスで合わさり、意外にもかなり美味しいです。
ベースのスープはそんなにこってりした感じではなく、むしろあっさり?
ただ正直スープの出汁は何なのか、マヨネーズが強いので全然わかりません。笑

麺は瑞々しいツルツルの細麺で、パツッと歯切れの良い食感。
具材にはチャーシュー、もやし、ネギ、メンマとオーソドックス。
スープ上面に浮かんだマヨネーズが野菜にたっぷり絡んで美味しかったです。
マヨネーズが苦手な人には厳しいかもしれませんが、マヨネーズが大好きな私には美味しくて中毒性のある面白いラーメンでした。笑

【屋台餃子・青シソ餃子】各一人前500円(税込)
黒い皿が普通の屋台餃子、白い皿が青シソ餃子です。
高知の屋台餃子はサイズが小ぶりで、一般の餃子よりも薄皮で包み、たっぷりの油で揚げ焼きのように仕上げるため、パリパリとした食感が特徴。
こちらのお店もそのタイプ、皮はかなり薄めで、パリッとサクサクした食感と香ばしさが広がります。
中からはジュワッと肉汁が染み出し、野菜は少し粗めに切られてシャキシャキ食感、ニンニクの風味もしっかり効いてパンチの効いた味わい。
青シソの方も基本は同じ感じですが、爽やかな風味が効いていて少し後味さっぱり。
どちらの餃子も美味しくて大満足!

ちなみに同行者のユズ塩ラーメンも味見させてもらいました。
見た目通りあっさりさっぱりとして美味しいですが、少し塩気強めに感じ、個人的にはマヨネーズラーメンの方が好みという結果でした。
マヨネーズラーメンについては、実は別のお店でも食べ比べをしてみました。
そちらのお店でも味はマヨネーズが強く主張するものの、こちらのお店ほどマヨネーズとスープの調和は感じず。
なので、とりあえずマヨネーズをラーメンにかけとけば美味しくなるというわけではないようです。笑
深いですね、マヨネーズラーメン 。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/nitouryu.mnu
食べログ
土佐 二刀流
088-802-6218
高知県高知市追手筋1-8-19 相互ビル 1F
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