訪問日:2022年7月14日(木)
吉田ベーカリー アンバターサンド
青森県むつ市のソウルフードといわれている、2枚の食パンであんとバターを挟んだ『アンバターサンド』。

発祥のお店といわれているのが、昭和30年(1955年)4月に創業し、現在むつ市新町に「mont blanc本店」、むつ市中央に「coffee HYGGE(ヒュッゲ) mont blanc1955」の2店を展開し、パンやケーキを提供している「有限会社吉田ベーカリー」。
お店を取材した記事によると、アンバターサンドが誕生したのは昭和42年(1967年)頃。
当時パンの耳に好きなものを塗って食べていた賄いを、たまたまお店に出入りしていた業者さんが食べたことから評判を呼び、200mの行列が出来る人気になったとのこと。

アンバターサンドといえば「吉田ベーカリー」ということで有名ですが、吉田ベーカリーには上述の2店舗の他、むつ市大湊新町に『大湊吉田ベーカリー』というお店があります。
『大湊吉田ベーカリー』はむつ商工会議所企業情報によると、創業は昭和41年(1966年)7月で、運営会社は「有限会社大湊ベーカリー」。
こちらもアンバターサンドが人気の他、パン、ケーキ、弁当、おにぎり、お惣菜と幅広い商品を取り揃えたお店になっています。
『吉田ベーカリー』と『大湊吉田ベーカリー』、アンバターサンドと名前の共通点から関係ありそうですが、調べてみてもよくわからず。
ただ、ネットで検索すると「有限会社吉田ベーカリー大湊直売所」という名前で『大湊吉田ベーカリー』の住所が出てくるので、過去に関係があったとかですかね?
食べ比べをすると味も違うという情報が出てきたので、今回はこの2店を食べ比べしてみることにしました。
『大湊吉田ベーカリー』は6時、吉田ベーカリーの『mont blanc本店』は7時オープンだったので、先に『大湊吉田ベーカリー』に買いに行き、その後『mont blanc本店』に行ってみることにしました。
アクセス
『mont blanc本店』は下北駅から徒歩25分くらいの距離。
駐車場は店舗横にありました。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には7時半頃に到着。
この時店内には先客がおらず私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ

店内には様々なパンが並んでいますが、目当てのアンバターサンドなどサンド系のパンは注文後に出来立てを作って提供してくれるとのこと。
またケーキのショーケースもありました。
目当てのアンバターサンド以外にも色々食べたいですが、先に大湊吉田ベーカリーでアンバターサンドとピーナッツサンドを買ったので、多分お腹いっぱいになると思い、こちらではアンバターサンドのみを購入。
感想


【アンバターサンド】200円(税込)
食パンはふんわりモッチリとした食感でまろやかな味わい、食パン単体でも美味しいです。
中のこしあんは上品な甘さ、バターは柔らかなクリーム状でたっぷり濃厚、ほんのり効いた塩気がまた良いですね。
しっかり満腹ですが、それでももう一枚食べたいくらい激ウマでした。

『大湊吉田ベーカリー』では出来立てでも提供可能ですが作り置きの商品もあり、パンの味わいも少し異なってバターよりもあんの比率が高め、確かに結構違いがありました。
どちらも美味しかったですが、個人的には『吉田ベーカリー』の方が若干好みだったかも?という結果でした!
他に「田名部食糧加工」というお店のアンバターサンドも有名なようなので、そちらもまた行ってみたいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
吉田ベーカリー もんぶらん本店
0175-23-0148
青森県むつ市新町9-25
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