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無料で試飲できる、シークヮーサージュースが出る夢の蛇口!【YONAR’S(ヨナーズ)】(沖縄県豊見城市)

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訪問日:2024年10月31日(木)

目次

シークヮーサーとは

沖縄で古くから親しまれてきた柑橘類「シークヮーサー」。

名前の由来は沖縄の方言で「シー=酸っぱい」、「クヮーサー=食べさせる」という意味だそうで、和名は「ヒラミレモン」というそうです。

大きさは直径3~5cmぐらいと小ぶりで、昔から自生していた沖縄県北部を中心に栽培されており、収穫時期が長く時期によって色や風味が変わるのが特徴。

9月頃からの収穫はじめの時期は「青切りシークヮーサー」と呼ばれ、緑色の果皮で酸味がある香酸柑橘として利用し、刺身や焼き魚、揚げ物などに絞ったり、泡盛に加えたり、ジュースに加工するなど用途は様々。

香酸柑橘とは果肉を食べるのではなく果汁の酸味や果皮の香りを楽しむ柑橘のことで、レモンや柚子などの他、徳島の「スダチ」、大分の「カボス」、和歌山の「じゃばら」などが有名。

冬場にはオレンジ色に熟し「完熟シークヮーサー」と呼ばれ、みかんのように甘味があるため生食も可能になります。

レモン・カボス・柚子・スダチなどと比べると、シークヮーサーは酸味や苦味が控えめの優しい味わいで、渋みが強い傾向にあるとのこと。

ビタミン類が豊富で栄養価が高く、特に健康機能性成分として血糖値・血圧・排尿障害などが期待できる「ノビレチン」を多く含み、果皮には抗酸化作用・抗炎症作用・抗がん作用・抗腫瘍形成作用・コレステロール抑制作用などが期待できる「タンゲレチン」を多く含んでいるそうです。

沖縄特産販売株式会社 YONAR’S(ヨナーズ)

今回訪れたのは、沖縄県豊見城市豊崎にある、シークヮーサーの生産から加工、販売までを手掛け、その魅力を世界に発信している「沖縄特産販売株式会社」の本社兼工場・店舗『YONAR’S(ヨナーズ)』。

創業は1995年、最初は輸入品やお土産品の卸販売を行っていたそうですが、沖縄が全国に注目をされるようになってきたことから、ウコンや黒糖、シークヮーサー等の沖縄特産品の通信販売を始めたとのこと。

シークヮーサーにノビレチンが他の柑橘類に比べて大量に含まれることから、高血圧症など生活習慣病の予防に効果があると東京薬科大学の報告がマスコミで紹介されたことから一大ブームが起こり、一週間で数万件の注文が殺到したことをきっかけに、直接産地である大宜味村に出向いて仕入れを開始。

その後自社工場を設立して本格的にシークヮーサーを取り扱い、2002年には大宜味村のシークヮーサー生産者といち早く6 次産業化に取り組み加工飲料の製造販売を本格化。

現在の本社兼工場・店舗は2010年に建設されたそうです。

こちらの1階にある店舗『YONAR’S(ヨナーズ)』では、様々なシークヮーサー加工品の販売を行っている他、シークヮーサージュースが出る夢の蛇口や、沖縄そばを提供している食堂も併設されています。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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