訪問日:2024年10月31日(木)
沖縄名物タコス
戦後30年近くアメリカの統治下に置かれた沖縄県では、アメリカ経由で広まった「タコス」が日常的に食べられており、数多くの専門店や、喫茶店、パーラーのメニューとしても広く親しまれているとのこと。
「タコス」といえばメキシコを代表する料理として知られていますが、メキシコとアメリカでは特徴が異なるようで、沖縄で広まったタコスはアメリカ式といわれています。
メキシコのタコスは、トウモロコシの粉や小麦粉から作る主食の「トルティーヤ」で様々な具を包んで食べる、バリエーションに富んだ国民食と言える存在で、”taco”という単語は「軽食」を意味するそうです。
現在のアメリカで一般的に「タコス」と呼ばれている料理は、トルティーヤをU字型に折り曲げて油で揚げた硬い「タコシェル」に、味をつけて炒めた牛挽肉、レタスの細切り、トマト、チーズを隙間に詰めて食べる「ハードタコ」。
沖縄でも最初はアメリカ式の「ハードタコ」が伝わったそうですが、タコシェルがバリバリと硬くて食べにくかったことから、沖縄では日本人好みに合わせて独自に発展し、パリッとモッチリした食感のタコスが主流になったそうです。
また沖縄ではタコスをベースに考案された「タコライス」も誕生し、沖縄名物・ご当地グルメとして親しまれています。
JAM’S TACOS(ジャムズタコス)


今回訪れたお店は、沖縄県那覇市の国際通りにある『JAM’S TACOS(ジャムズタコス) 国際通り店』。
オープンは2022年9月、オーナーは国際通りの「ラッキータコス」というお店で修業をされたそうです。
運営は愛知県名古屋市に本社を置く「ジャムアンドカンパニージャパン合同会社」という会社のようで、姉妹店に「JAM’S TACOS 名古屋栄店」もあります。
タコスといえば定番はサルサソースですが、こちらのお店ではなんと塩をかけて食べる「塩タコス」が看板メニュー。
沖縄のタコスの人気店として紹介されているのをよく目にするので、今回気になり初訪問。
アクセス
場所はゆいレール「牧志駅」から徒歩4分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングになります。
混雑状況
この日は平日の木曜日、お店には12時20分頃に訪問。
この時先客は2組のみで空いていました。
メニュー・商品ラインアップ


タコス・タコライス・ポテトフライが付いた「ジャムタコセット」が一番お得だと思いますが、この後連食の予定があったので、今回は軽めにタコスの3ピースを注文!
感想

【沖縄タコス3ピース】1250円(税込)
生地は香ばしくてサクサクパリパリとした食感。
野菜はこちらのお店ではトマトとレタスだけでなくキャベツも使用しているそうです。
とても細かいカットでシャキシャキサッパリ、ひき肉とチーズは濃厚旨味たっぷりで、全体のバランスは絶妙。
味付けは塩とサルサソースの両方が用意されていました。
定番のサルサソースは甘酸っぱくフルーティであっさりした味付け、これも美味しかったですが、素材の美味しさが際立つ塩の方が好みという結果でした。
塩タコスありです!
沖縄で今まで食べたタコスの中でも特に好みで、また再訪したいお店になりました!
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/jamstacos_okinawa
食べログ
ジャムズタコス 国際通り店
070-9053-2109
沖縄県那覇市牧志2-4-14
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