訪問日:2026年1月9日(金)
かすうどん
大阪府南河内地域(富田林市・河内長野市・松原市・羽曳野市・藤井寺市・大阪狭山市・太子町・河南町・千早赤阪村)のご当地うどんとして知られている「かすうどん」。
「かすうどん」はかけうどんに、牛の小腸を素揚げにした「あぶらかす」をトッピングしたもの。
「あぶらかす」は周りはカリカリで香ばしく、中はプルプルとしてコラーゲンたっぷり、うどんに入れるとつゆに独特な旨みと脂分が加わり、コクのある味わいになることが特徴。
内臓部位を大きな釜や鍋で油調することで石鹸に使用する牛脂を抽出した際、残った搾りかすであったことが「あぶらかす」の名前の由来だそうです。
「かすうどん」の起源については定かではないそうですが、1970年代には「かすうどん」を提供する屋台があったといわれており、主に南河内地域のソウルフードとして親しまれてきたとのこと。
南河内地域はかつて羽曳野と松原に食肉加工場があり、内臓であるホルモンは保存性が低く狭い範囲の流通に限られていたこと、「あぶらかす」にすることで保存が効くことから重宝された食材で、うどん以外にもラーメンやお好み焼き、様々な料理のトッピングなどに使われたそうです。
「かすうどん」が大阪名物として知られるようになったのは、大阪府藤井寺市に本店を構え、現在大阪府内を中心に約30店舗を展開しているお店、『かすうどん KASUYA(加寿屋)』の存在が大きいといわれています。
かすうどん KASUYA(加寿屋)

『かすうどん KASUYA(加寿屋)』の創業は1995年4月で、運営は「株式会社グローバルキッチン」という会社。
創業者は元々フランス料理店に勤めていたそうですが、独立を考えた頃にバブルが崩壊して日本全体が不景気になったことから、安価で手軽なものとして、出身地である南河内地域で昔から食べられてきた「かすうどん」に着目。
『KASUYA』はかすうどん専門店の先駆けといわれており、「かすうどん発祥の店」として紹介されているのもよく目にします。
かすうどんの魅力を全国に広めるため、大阪府内を中心に続々と店舗を展開、2026年1月に公式サイトを確認した時点で、大阪、奈良、京都、兵庫、岡山、東京、千葉に合計27店舗があるとのこと。
どの店舗が直営でフランチャイズかは、公式サイトの会社沿革で確認できます。
今回は大阪府藤井寺市沢田1丁目にある、1995年4月にオープンした『藤井寺本店』へ行ってきました。
アクセス
場所は土師ノ里駅から徒歩15分、藤井寺駅から徒歩17分の距離。
駐車場は店舗周辺に共有駐車場がありました。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には18時50分頃に訪問。
この時他に先客はおらず私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ






かすうどんはトッピングのバリエーションが豊富ですが、今回はオーソドックスな『かすうどん』を『めん大盛』で注文!
感想

【かすうどん めん大盛】1000円(税込)
トッピングはあぶらかす、ネギ、とろろ昆布などでシンプル。
つゆは昆布出汁がベースで少し甘めの味付け、あぶらかすの旨みと油が溶け込んだ、あっさりながらコクのある味わい。
麺は適度なコシと柔らかさを兼ねたもっちり食感で、中細くらいの形状。
あぶらかすは香ばしくプルッとした弾力がある食感で、つゆとよく馴染み、牛もつの風味が広がるこってりとした濃厚な味わい。
卓上にある七味唐辛子を加えると、さらに好みの美味しさになりました。
麺とつゆも美味しいですが、あぶらかすが特にクセになる美味しさ。
デフォルトでも結構たっぷりのっていますが、有料で追加も可能なので、次回は「かす特盛」で食べたいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
加寿屋 藤井寺本店
0729-54-6490
大阪府藤井寺市沢田1-28-5

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