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寛永元年(1624年)に創業、『長崎カステラ』を代表する老舗の名店!【福砂屋 長崎本店】(長崎県長崎市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2019年3月23日(土)

目次

カステラ

長崎土産といえば真っ先に浮かぶといっても過言ではないほど、定番中の定番の名物として全国的に知られているお菓子「カステラ」。

カステラはポルトガルから伝わった南蛮菓子をもとに、素材や製法などの変化を遂げて、日本独自に発展した「和菓子」に分類されるもの。

ポルトガル人が種子島に漂着したのが1543年(天文12年)、フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸したのが1549(天文18)年であり、カステラは鉄砲の伝来やキリスト教の布教と共にもたらされたといわれています。

「カステラ」という名前の由来については諸説あるようですが、有力な説といわれているのがスペインの「カスティーリャ王国」。

ポルトガル語で「カスティーリャ」のことを「カステラ」と発音することから、日本に伝えられた際にポルトガル人が「これはカステラ王国のお菓子だ(ボロ・デ・カステラ Bolo de Castella)」と言ったのを聞き、これがカステラの語源になったといわれています。

カステラのルーツになったといわれているものには、スペインの「ビスコチョ」やポルトガルの「パン・デ・ロー」というものがありますが、現在一般的になっているカステラは見た目も製法も異なっているとのこと。

16世紀中頃のカステラ製法書「南蛮料理書」には卵・砂糖・小麦粉の配合がほぼ等分で書かれており、当時は現在より固くて甘くないカステラだったそうです。

1718年刊行の「古今名物御前菓子秘伝抄」によると、江戸中期から幕末になって砂糖や卵を多く使うようになったそうです。

明治に入ってからは良質な砂糖が豊富になり、長崎では水飴も入れられるようになって製法も進歩、さらに甘くて柔らかいしっとりとした食感になり、今のようなカステラが生まれたとのこと。

カステラが長崎で名物になったのは、1571年にポルトガル船との貿易のために長崎港が開港され、以後南蛮文化の中心として急速に発展し、ポルトガル人との交流も盛んに行われカステラを食する機会が多かったことや、鎖国後にも長崎だけは国際貿易都市としてオランダ、中国との貿易でカステラの製法に欠かせない砂糖が大量に輸入されたことが理由といわれています。

福砂屋

今回訪れたお店は、寛永元年(1624年)に創業、400年近くの歴史を誇る老舗の名店『福砂屋(ふくさや)』。

ポルトガル人より伝授されたカステラの製法を、創意工夫を加えながら家伝継承し、現在では16代目になるそうです。

長崎の本店の他、現在では全国各地に店舗を展開している、長崎カステラの定番ともいえるお店。

店舗一覧は公式サイトに掲載されていましたが、中部地方が少ないくらいでほぼ日本中に店舗がありました。

私が住む大阪にも店舗がありますが、今回長崎で色々なお店のカステラを購入する予定だったので、やはりこちらも外せないお店。

せっかくなので本店へ行ってみることにしました。

アクセス

場所は思案橋駅が最寄りで徒歩2分くらいの距離。

駐車場は店舗横に2台分ありました。

混雑状況

この日は土曜日、お店には17時半頃に訪問。

この時お客さんがちらほらいるくらいで、待ち時間はかからず購入できました。

メニュー・商品ラインアップ

味にバリエーションがあるカステラ店も多い中、福砂屋の販売商品はかなりシンプルで、基本のカステラ、ココア入りのカステラであるオランダケーキ、手づくり最中、特製五三焼カステラなど。

こちらのお店で嬉しいのが、「フクサヤキューブ」という1人でも気軽に楽しめるサイズの商品があること。

多人数に配るお土産などに良いですね。

しかし今回の目当ての商品は「特製五三焼カステラ」。

これは卵、砂糖、双目糖の配合を多く、小麦粉は少なくした福砂屋起源のカステラで、12代目店主が創案したものだそうです。

熟練した高度な技術を持った職人のみが作れるという、量産できない商品のため、普通のカステラより高価になります。

現在五三焼カステラは色々なお店で販売していますが、基本的に五三焼カステラは、そのお店で特に上質なカステラという位置付け。

通常のカステラが同サイズのもので1890円なのが、五三焼カステラは一本で2916円(税込)でした。

感想

箱もなんだか豪華な仕様、何回も開けてようやくカステラ本体と出会えました。

今まで食べてきたカステラの中でも、こちらは特にしっとりふんわりとした柔らかさ、噛むと程よいもっちり感もあります。

カステラの製法には白身と黄身を一緒に泡立てる共立法が一般的のようですが、福砂屋では白身を分けて泡立てる別立法を用いているのも特徴の一つ。

底にはショリショリとしたたっぷりの双目糖がありますが、それでも全体の甘さは上品で、まろやかでコクのある卵の味わい、抜群の食感、全てのバランスが絶妙。

このカステラ、本当に美味しすぎて驚きました。

一本丸々食べても、まだまだ食べたくなる美味しさです。

今回は福砂屋の他に匠寛堂、松翁軒、須崎屋の4軒でそれぞれ五三焼を購入して食べ比べましたが、個人的に一番好みだったのがこの福砂屋。

今度は気になっているオランダケーキも買ってみようと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.fukusaya.co.jp

食べログ

福砂屋 長崎本店

095-821-2938

長崎県長崎市船大工町3-1 

https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000057

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