訪問日:2026年6月5日(金)
日本一のみかんの産地 有田地域
みかん生産量日本一を誇る和歌山県の中でも、代表的な産地として知られている有田(ありだ)地域(有田市・湯浅町・広川町・有田川町)。
有田地域はみかん栽培を日本で初めて生計の手段に発達させ、みかん栽培の礎を築いたといわれており、令和3年2月には「日本農業遺産」に認定されています。
その歴史は天正2年(1574年)に、伊藤家六代孫右衛門が肥後国八代(熊本)から小みかんの小木2本を持ち帰ったことが始まりとのこと。
江戸時代には日本初のみかん共同出荷組織「蜜柑方」を設置し、生産量を飛躍的に伸ばし、全国に流通を広げ、有田地域を起点に広島、愛媛、静岡、徳島といった各地へみかん栽培を普及させました。
1813年には鹿児島県より「温州みかん」を移入し、明治時代には全国に先駆けて「紀州小みかん」から「温州みかん」への転換を進め、現在日本でもっとも生産されている代表品種に。
「温州みかん」は1500年~1600年頃に鹿児島県で、中国から伝わった柑橘類から偶発実生として生まれたといわれています。
当時のみかんは「紀州みかん」が主流で、家名の存続が重視されていたことから「種子がない=子孫繁栄に繋がらない」として、種の無い温州みかんは普及せず避けられていたとのこと。
明治時代にはその食べやすさと玉の大きさが人気となり、生産が盛んになったそうです。
昭和ではみかん栽培を戦争からの復興の柱に、高品質みかんの生産や多様な出荷組織の共存により価格低迷期を乗り越え、有田地域は400年以上に渡って持続的発展を遂げ、日本のみかん産業を牽引しています。
有田地域を訪れると、一面に広がるみかん畑の絶景や、みかんを使ったスイーツが楽しめるカフェなども多く、食べ歩きも楽しめます。
M.CITRUS FRUIT PARLOR

今回訪れたお店は、和歌山県湯浅町の栖原地区にある『M.CITRUS FRUIT PARLOR(エムシトラスフルーツパーラー)』。
オープンは2022年11月。
こちらは代々みかん農家を営み現在5代目になる「主井農園」の直営店。
「主井農園」では初代から受け継がれてきた段々畑で1年中数種類の柑橘を作っており、『M.CITRUS FRUIT PARLOR』では、もぎたての新鮮な柑橘を絞った果汁から作られたソフトクリームやドリンクなどが楽しめます。

お店のすぐ裏には段々畑が広がっていますが、この時はまだ柑橘のメインシーズンではなかったので、小さな青い果実がたくさん実っていました。
アクセス
場所は湯浅駅から徒歩33分くらいの距離、バス停「栖原」のすぐ近く。
駐車場は店舗横にありました。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には14時半頃に訪問。
この時先客は無しで私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ


メニューはソフトクリームやシトラスブレッド、ジュース、シェイク、フローズンなどがあり、使用する柑橘は日によって異なるようです。
今回はソフトクリームとジュースを1個ずつ購入。

店内にはイートインスペースもあるので、そちらでいただきました。
感想

【シトラスジュレソフトクリーム(シトラス・カップ)】650円(税込)
【柑橘生しぼりジュース】650円(税込)
この日の柑橘はソフトクリームに「不知火&清見」、ジュースは「カラマンダリン」を使用。
ソフトクリームはサラサラとした舌触りでミルキー感は控えめ、甘味も酸味もしっかりと濃密ですが、とても爽やかな風味が広がりさっぱりとした後味。
シトラスジュレはプルプルと瑞々しくてフルーティ。
果肉は上に見えているものの他、中にもちょっと入っていて、上のものはプリッとジューシーですが、中のものはまだ若干凍っていてシャリっとしており、どちらも美味しかったです。
ジュースは一般的な温州みかんのように酸味よりも甘味が際立つ味わい、香り高く濃厚で生の果実感を堪能できる、とても美味しいジュースでした。
また違う時期にも訪れたいお店。
テイクアウトにも適したメニューが充実しているので、気軽に立ち寄れるのが良いですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
M.CITRUS FRUIT PARLOR
0737-20-5155
和歌山県有田郡湯浅町栖原496-4

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