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一度食べたらやみつき!田舎まんじゅうに赤飯をまとった郷土料理『いがまんじゅう』!【木村屋製菓舗】(埼玉県鴻巣市)

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訪問日:2024年10月5日(土)

目次

いがまんじゅうとは

鴻巣市(旧川里町)が発祥といわれており、羽生市や加須市(旧騎西町)などを含む埼玉県北部の主に穀倉地帯にて、古くから伝わるハレの日の郷土料理「いがまんじゅう」。

あんこが入っている田舎まんじゅうを、表面を赤飯で覆うようにまぶして蒸しあげたものが基本形。

見た目が「栗のいが」のようであることが名前の由来。

全体を覆うものの他、まんじゅうの上に赤飯をのせただけのものや、赤飯の上にごまを振りかけたものなどもあり、家庭やお店によって形は様々。

「もち米が高価で、かさを増すために赤飯の中にまんじゅうを入れた」、「農家のお嫁さんが手間を省くため、赤飯とまんじゅうを一緒にせいろに入れて蒸したらくっついてしまった」など、由来については諸説あるそうです。

春、夏、秋のお祭りや祝い事の縁起物として家庭で作られ食されてきたそうで、現在も家庭で作られる他、地域の和菓子屋やスーパー、道の駅などでも販売されています。

田舎まんじゅうと赤飯という一見ミスマッチな組み合わせながら、甘じょっぱい味わいともっちりとした食感が意外と相性が良く、一度食べたらやみつきになる美味しさとのこと。

鴻巣市の公式サイトには市内の販売店一覧が掲載されており、2024年10月に確認した時点で「木村屋」、「大和屋製菓」、「もみじや」、「千明だんご」、「田嶋製菓舗」、「だんご屋」、「だんごの三好」の合計7店が紹介されていました。

木村屋製菓舗

今回訪れたのは鴻巣市の公式サイトにも掲載されていた和菓子店、鴻巣駅からすぐ近くにある『木村屋製菓舗』。

創業は明治38年(1905年)という老舗で、「いがまんじゅう」の他にも、埼玉県の鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の幅が日本一であることにちなんで誕生した「川幅どらやき」も有名なお店。

アクセス

場所は鴻巣駅から徒歩3分の距離。

駐車場は郵便局の隣にあると書いてありました。

混雑状況

この日は土曜日、お店には8時50分頃に訪問。

この時先客はおらず私のみでした。

メニュー・商品ラインナップ

商品写真は一部のみで、他にも様々な商品が販売されていて、特にどら焼き系は多かった印象。

「川幅どらやき」も気になりましたが、1人で食べるにはちょっと大きすぎると思ったので、今回は「いがまんじゅう」のみ購入!

感想

【いがまんじゅう(つぶあん)】150円(税込)
【いが栗まんじゅう】200円(税込)

サイズはおにぎりくらい、見た目は赤飯のおにぎりにしか見えません。

断面図はこの写真のようになっていて、確かにまんじゅうが入っていて面白いです。

赤飯のモチッと、田舎まんじゅうの生地のフワッと、つぶあんのホックリとした食感、ほんのり塩気が効いた赤飯とあんこの甘さ、そして小豆の優しい香り。

食感と味に不思議なギャップがありますが、これが意外にも相性が良く、確かにやみつきになる美味しさ。

「いが栗まんじゅう」は中に栗がゴロッと入っていて更に好みの美味しさでした。

大きくて食べ応えもあり、朝食にちょうど良かったです。

今回は「第21回こうのす花火大会」目当てで鴻巣市を訪れましたが、ギネスにも認定された四尺玉は煙の関係で見えないという残念な結果だったので、また来年以降必ずリベンジしたいと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

食べログ

木村屋製菓舗

048-541-0340

埼玉県鴻巣市本町4-4-4 

https://tabelog.com/saitama/A1104/A110401/11028618

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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