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ずんだ餅発祥の店として知られる明治10年創業の、老舗餅店!【村上屋餅店】(宮城県仙台市)

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訪問日:2024年3月20日(水)

目次

ずんだとは

笹かまぼこ、牛タンと並ぶ、宮城県の三大名物の一つといわれる「ずんだ餅」。

「ずんだ」は茹でた枝豆の薄皮を取り除いてすり潰したもので、これに砂糖と少量の塩を加えて混ぜ合わせて作った餡に餅を絡めたものが「ずんだ餅」。

緑色の見た目がうぐいす餡にも似ていますが、ずんだは原料に枝豆を使うのに対し、うぐいす餡は青えんどう(グリーンピース)を使うという点で異なります。

宮城県を中心に伊達政宗が領土としていた奥州一帯で食べられており、地域によってはづんだ、じんだ(ん)、ぬたなど、様々な呼び方がありますが、名前の由来については定かではなく、以下のように諸説あるようです。

○豆を打つ音「ずんだ(豆ん打)」を表したという説

○伊達政宗公が陣太刀の柄で枝豆を砕いた説

○甚太という農夫が創作したという説

現在のような甘いずんだ餅になったのは幕末の頃といわれています。

かつては枝豆が出回る7~9月だけのもので、手間がかかることから、子供達がさやから豆を取り出す作業を手伝うなど、家族総出で作るのが風物詩だったそうです。

しかし現在では自動機械の開発や冷凍技術の発達により、一般に市販されているものを通年で楽しめるようになっています。

餅に絡めた「ずんだ餅」が定番ですが、現在ではずんだシェイク、ずんだどら焼き、ずんだプリン、ずんだアイス、ずんだケーキ、ずんだあんみつ、ずんだかき氷、ずんだプリン、ずんだたい焼きなど、和洋問わず様々なずんだスイーツが楽しめます。

村上屋餅店

今回訪れたお店が、宮城県仙台市青葉区北目町にある老舗餅店『村上屋餅店』。

元々は江戸時代に仙台藩伊達家の御用菓子司だったそうで、『村上屋餅店』としての創業は明治10年(1877年)。

こちらのお店では「づんだ餅」という表記ですが、郷土料理である「ずんだ餅」を大正時代に初めて商品化したお店といわれています。

そのため、「ずんだ餅発祥の店」としても有名だそうです。

食べログのスイーツ百名店には2018・2019・2020・2022年、和菓子・甘味処百名店には2023年に選出。

宮城県内の食べログスイーツランキングで2位、和菓子ランキングで1位という高評価です。

私は2017年に一度行ったことがありますが、今まで食べたずんだ餅の中でもトップクラスの美味しさだったので、また再訪したかったお気に入りのお店です。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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