訪問日:2025年9月29日(月)
小田原系ラーメンとは
神奈川県小田原市のご当地ラーメンとして知られている「小田原系ラーメン」。
甘めでまろやか、さっぱりと澄んだ豚骨醤油スープに、麺は多加水でもちっとした食感の平打ち縮れ麺、トッピングには大きなワンタン、食べ応えのあるチャーシュー、甘めのメンマ、三つ葉などが使用され、どんぶり表面を覆う油膜があることが特徴。
「小田原系ラーメン」という名前ですが、その源流は1930年頃に創業したとされている神奈川県湯河原町の「味の大西」。
肉店を営んでいた傍らで、肉屋の特性を生かした豚肉、豚ガラスープのラーメンを出したのが始まりといわれています。
「味の大西」で修業をした人たちが近隣の小田原などに出店したことから「小田原系」として知られるようになったそうです。
味の大西 小田原店

今回訪れたお店は、神奈川県小田原市の緑町駅近くにある『味の大西 小田原店』。
こちらは1969年にオープンしたお店で、湯河原の本店の親戚の方が営業しているお店のようです。
『味の大西』について公式の情報は見当たらず、正確な系譜についてはよくわかりませんでしたが、ネットの情報だと現在「本店(湯河原)」、「小田原店」、「真鶴店」、「高麗店」、「松田店(屋号:ラーメン大西)」があるとのこと。
元々本店に行こうと思っていたのですが、色々な噂があり、Googleマップの口コミを見るとちょっと怖くなってしまったので、今回は小田原店に行ってみることにしました。
アクセス
場所は「小田原駅」から徒歩8分、「緑町駅」から徒歩1分の距離。

駐車場はありませんが、コインパーキングの利用証明で100円割引のサービスがあるとのこと。
混雑状況
この日は平日の月曜日、お店には11時40分頃に訪問。
この時先客は1人のみで空いていました。
メニュー・商品ラインアップ




基本的に値段は高めですが、その分麺量やトッピングなどボリューム満点なことが特徴で、麺は並盛でも一般的な大盛サイズの240g。
少食の方には麺ハーフも可能です。
今回は『ワンタンメン(並)』を注文!
注文後に気付きましたが、この後も連食の予定だったので、少しずつ色々食べたい場合におすすめという「チャーシューワンタンメン全ハーフ」というメニューがベストだったかもしれません。笑
感想

【ワンタンメン(並)】1230円(税込)
スープがたっぷりでわかりにくいですが、麺もボリューム満点、ワンタンも餃子くらいの大ぶりサイズが4個入り。

程良い油が浮いたコクのあるやや濃口のスープ、麺はツルツルの舌触りでプリプリとした食感、平打ちで縮れた形状の太麺。

ワンタンは大きさも味も餃子に近い感じ、ベロンと大判の皮は薄くてとろけるなめらかな食感。
チャーシューは味濃いめでパサッとかための食感、コリコリと歯応えがあるメンマは甘めの味付けが個性的。
細かい三つ葉の刻みはさっぱりとした後味で濃いめのスープに相性抜群です。
かなり好みにハマった一杯、小田原系ラーメンは今回初めて食べたので、また新規開拓していきたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/ajinooonishi_odawaraten
食べログ
味の大西 小田原店
0465-23-4034
神奈川県小田原市栄町3-9-21

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