訪問日:2026年4月22日(水)
粟おこし・岩おこし

大阪名物としてお土産でも親しまれているお菓子「粟おこし」、「岩おこし」。
「おこし」は加工した穀物を飴で固めた干菓子の一種。
その歴史は古く、平安時代に遣唐使によって持ち込まれた唐菓子がルーツといわれています。
昔は粟を原料にしていたそうですが、その後お米を粟状に砕いて作られるようになったことが「粟おこし」の名前の由来。
「岩おこし」は「粟おこし」よりお米の粒をさらに細かくすることで生まれる、岩のようなかたさが特徴。
大阪のおこしには「梅鉢」のマ-クが入っていることも通例ですが、これは菅原道真公が九州に流される途中、大阪の高津の港で船待ちをしている時に、老婆が道真公を慰めようと「おこし」を献上したところ、家紋である梅鉢のついた小袖を渡して感謝したという伝承が由来だそうです。
江戸時代の大阪は陸海交通の要衝であり、諸国の貢租米、特産物などの集散によって経済的に中心地となったことから「天下の台所」と呼ばれ、「おこし」の原料である良質のお米・水飴などが入手しやすい環境にあったとのこと。
このため「おこし」の製造が盛んに行われ、大阪の繁栄とともに「おこし」は「身を起こし 家を起こし国を起こす」縁起の良いお菓子として大阪名物として広まったといわれています。
あみだ池大黒

今回訪れたお店は、大阪市西区の西長堀駅近くにある『あみだ池大黒 本店』。
創業は江戸時代の1805年という200年以上の歴史がある老舗。
当時土佐堀川・長堀川の河畔には西国諸大名の蔵屋敷が建ち並び、千石船の往来も盛んだったそうです。
初代は長堀川の河畔あみだ池に店舗工場を建てて、船底にたまる多量の余剰米を安く買い取って原料とし、「おこし」を作るようになったのが始まりとのこと。
明治37年(1904年)の日露戦争の際には、明治天皇より戦地の兵隊さんに配られる菊の御紋章入り「恩賜のおこし」として35万箱の大量注文を受け付け、これが兵隊さんに好評だったことから、大阪名物としてさらに全国に認知されるきっかけになったそうです。
大阪のおこしを代表する老舗の名店として知られており、直営店舗は本店の他、なんばウォーク店、ルクアイーレ店、大阪国際空港店、エキマルシェ新大阪店があり、関西県内の百貨店や駅、空港、サービスエリアなどでも商品の取り扱いがあるそうです。
アクセス
本店は西長堀駅からすぐ近く。

写真が見にくくて申し訳ありませんが、駐車場は店舗裏に2台分あるようです。
混雑状況
この日は平日の水曜日、お店には14時50分頃に訪問。
この時先客は無しで私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ

商品写真はほんの一部のみ。







こちらは購入時にいただいた商品案内のパンフレットです。
商品一覧は公式サイトにも掲載されています。
昔ながらのおこしをはじめ、現代風にアレンジしたおこしや、花の形のラングドシャ、ミルク饅頭の大阪もちまろ菓など、様々な商品を販売しています。
今回は定番の「粟おこし」と「岩おこし」が入った『大阪おこし』を購入!
感想




【大阪おこし】756円(税込)
ミニ岩おこし16枚、ミニ粟おこし8枚、合計24枚入り。
こちらの岩おこしと粟おこしは粒の大きさやかたさの違いだけでなく、岩おこしには生姜と黒糖の甘さが効いていることが特徴だそうです。
先に「岩おこし」からいただきましたが、最初これ本当に噛めるのか?と悩むくらいのかたさに驚きました。笑
ゴリッとボリボリした食感で、お米とゴマの香ばしさが広がり、コクのある甘さにキリッと生姜の利いた後味。
「粟おこし」も歯応えがあるザクッとした食感ですが、「岩おこし」よりも断然噛みやすく、程よい甘さに香ばしい味わいがストレートに楽しめます。
個人的には「粟おこし」の方が好みという結果でした。
おこし以外にも気になる商品がたくさんあるので、次回は花のラングドシャを買ってみたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
あみだ池大黒 本店
06-6538-2987
大阪府大阪市西区北堀江3-11-26

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