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江戸時代の文化2年(1805年)に創業した『元祖くず餅』で有名な老舗!【船橋屋 亀戸天神前本店】(東京都江東区)

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名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

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訪問日:2021年10月13日(水)

目次

船橋屋

東京都江東区、亀戸天神社のすぐ近くに本店を構える、江戸時代の文化2年(1805年)、十一代将軍徳川家斉の頃に創業したという歴史ある老舗『船橋屋』。

こちらのお店の看板商品は『元祖くず餅』。

関西人の私にとっては、「くず餅」と聞くと、奈良などの名物で、葛粉(マメ科のつる性多年草である葛の根から澱粉を精製した粉)を原料とした透明感のある餅をイメージします。

しかし関東の「くず餅」は、小麦澱粉を乳酸発酵させたものを蒸し上げて作る白くて弾力のある餅で、「和菓子で唯一の発酵食品」といわれるそうです。

関東のくず餅の起源には諸説あり、亀戸天神のほか、池上本門寺(東京都大田区)や川崎大師(神奈川県川崎市)の門前町でも名物になっているとのこと。

元祖といわれるお店の一つがこの『船橋屋』。

船橋屋の初代は、亀戸天神が梅や藤の季節に参拝客で賑わうのを見て、ここで甘味を出したら売れると見込み、湯で練った小麦澱粉をせいろで蒸し、黒蜜ときな粉をかけた餅を作り上げたそうです。

初代の出身地は当時良質な小麦の産地だったという下総国(千葉県北部)の船橋で、生産地が以前「下総国葛飾郡」という地名だったことから、葛飾郡の「葛(くず)」を取って「葛餅」と呼ばれるようになったといわれています。

その後葛粉を使った関西の「葛餅」と分けるため、関東では「くず餅」や、お店よっては「久寿餅」と表記されるようになったそうです。

まだ関東のくず餅は未食だったので、今回は王道の有名店である『船橋屋』に行ってみることにしました。

店舗は東京都内を中心に多数展開し、千葉・埼玉県内にもあるようです。

今回は『亀戸天神前本店』を訪問。

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