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沖縄名物『海ぶどう丼』発祥のお店!【元祖 海ぶどう】(沖縄県恩納村)

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訪問日:2023年1月27日(金)

目次

「海ぶどう」とは

沖縄の海で育つ海藻の一種「海ぶどう」。

標準和名は「クビレズタ」で、一つの房にたくさんの粒がつき、球状になった葉が果物のぶどうの房に似ていることから「海ぶどう」や、「グリーンキャビア」などと呼ばれるそうです。

天然の海ぶどうが多くみられる宮古島では「ンキャフ」と呼ぶそうで、久松海岸の浅い所に沢山生えていたといわれているとのこと。

沖縄本島でも一般的に食べられるようになったのは、1994年頃に恩納村(おんなそん)漁協が沖縄県水産試験場で研究されていた陸上養殖の手法を導入し、養殖技術が確立したことがキッカケのようです。

現在は沖縄県内各地で養殖生産され、モズク、クルマエビに次ぐ沖縄県の養殖水産物生産量第3位の主要な産業になったそうです。

食物繊維、カリウム、マグネシウムなどを豊富に含み、低カロリーでプチプチとした食感、磯の風味が特徴。

よく洗ってそのまま生で食べる他、和え物や丼物、麺類などにトッピングするなど、様々な料理と相性が良く食べ方のバリエーションは豊富。

美容・健康に関する効果についても注目され、様々な研究が進められているそうです。

元祖 海ぶどう

今回はその海ぶどうを使った名物「海ぶどう丼」を食べに、海ぶどう丼発祥のお店という『元祖 海ぶどう』へ。

お店を取材した記事によると、オープンは1994年。

店主が恩納村漁協と知り合いになり、店名の使用許可を貰って営業を始めたそうで、開店当初は海ぶどうを丼ではなく酒肴としてそのまま提供していたそうです。

海ぶどうを使った新メニュー作りを考えていた中、1996年にイクラ丼を模した円形状の暑中見舞いのはがきが届いたことがキッカケで「海ぶどう丼」を思いついたそうです。

最初そのまま温かいご飯の上に乗せてもあまり合わなかったそうで、試行錯誤を繰り返し、冷めた酢飯に海ぶどうをのせ、真ん中にとろろ、イクラとウニで彩りを添える現在のスタイルを完成させたとのこと。

お店は元々恩納村の国道58号線沿いにあったようですが、現在は令和2年10月2日にオープンした土産品店や飲食店、展望台を備えた「万座毛周辺活性化施設」の2階に移転したようです。

混雑状況

この日は平日の金曜日、お店には13時半頃に訪問。

この時先客は数組くらいで空いていました。

メニュー・商品ラインナップ

メニューは海ぶどう丼の他、沖縄そばも人気だそうで、両方が楽しめるセットメニューもありました。

海ぶどう丼は様々なサイズがあり、それぞれの大きさの見本があるのがわかりやすくて良いですね。

今回は初めて海ぶどう丼を食べるので、食べ歩きにも嬉しい味見サイズという『海ぶどう丼(超ミニ丼)』を注文!

感想

【海ぶどう丼(超ミニ丼)】650円(税込)

こちらのお店の海ぶどうは農林水産大臣賞、農林水産天皇杯で賞を取った地場ブランドのものを使用しているとのこと。

丼のサイズは隣の汁物の椀と変わらないミニサイズ、こちらの超ミニ丼にはウニは乗っていないようです。

食べ方はとろろにポン酢をかけるそうで、写真に撮ったものは既にポン酢をかけたものになります。

海ぶどうならではの独特なプチプチ食感に、フワッと香る磯の香り、まろやかなとろろの一体感と、サッパリとしたポン酢の味付けが相性抜群。

そして何気に小鉢のモズクが太めでシャキシャキと食感が良く、とても美味しかったです。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.ganso-umibudou.co.jp/

食べログ

元祖 海ぶどう

098-966-2588

沖縄県国頭郡恩納村字恩納2767 万座毛周辺活性化施設 2F

https://tabelog.com/okinawa/A4703/A470303/47026927/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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